2025.11.28
自分に向いてる仕事はどう探す?”らしさ”を見つける3つのヒント
「自分に向いてる仕事って何だろう?」そんな疑問を抱えていませんか?はたらき方が多様化する今、正解を探すほど迷ってしまうのは自然なこと。この記事では、Job総研の調査データをもとに、自分らしくはたらくためのヒントをお伝えします。
そもそも、「自分に向いてる仕事」って何だろう?

Job総研の「2025年 理想の就活実態調査」によると、“もう一度就活をする際に重視すること”との設問に対し、58.5%の人が「仕事内容」と回答しました。これは基本給に次いで2番目に高い割合です。
この結果が示すのは、今の仕事内容が自分に合っていないと感じている人が少なくない事実。
では、そもそも「自分に向いている仕事」とはどのような仕事をいうのでしょうか?まずはその実態を解き明かしていきましょう。
「得意」と「好き」は、必ずしも同じじゃない
「得意=向いている」「好き=続けられる」とは限りません。
どんなに得意なことも、やりがいを感じられなければ長く続けるのは難しいもの。同様に、好きなことでも成果が出なければ、やがて苦痛に変わってしまうこともあります。
自分らしいはたらき方を形づくるのは、”得意”や”好き”だけでなく、スキル・価値観・環境という3つの要素のバランス。たとえば、同じ”人と話すのが得意”でも、営業を選ぶ人もいれば、教育の場を選ぶ人もいます。
「何ができるか」だけでなく、「どんな環境でどう活かしたいか」まで考えること。そうすることで、初めて自分に向いている仕事の輪郭が見えてきます。
つづけることで「自分に向いてる仕事」になることも
最初は「向いていない」と感じた仕事でも、続けるうちにスキルや知識が身について、いつの間にか向いている仕事になるケースもあります。
経験を重ねることで苦手意識が薄れ、むしろ強みに変わることは珍しくありません。すぐに「向いていない」と決めつけてしまうと、自分の可能性を狭めてしまうリスクがあります。
ただし、心身に無理が生じているなら話は別。この場合、しんどさを無視して無理に続ける必要はありません。
大切なのは、「まだ慣れていないだけなのか」「本質的に合わないのか」を見極めること。その判断ができれば、続けるべきか離れるべきかの答えも自然と見えてきます。
「自分に向いてる仕事」が分からなくなるのはなぜ?
「何が向いているのか分からない」そんな悩みを抱えているのはあなただけではありません。背景には、時代の変化や心理的なものなど、さまざまな要因があります。ここでは、自分に向いている仕事が分からなくなるその原因を3つの視点から解説します。
選択肢が増えた今、”正解探し”に疲れてしまうから
はたらき方が多様化し、選択肢が増えたことで、「自分にとってベストな答え」を探すハードルが高くなっています。
正社員・フリーランス・副業・リモートワークなど、かつてない選択肢が広がる中で、「どれが自分に合っているのか」を見極めるのは簡単なことではありません。しかも完璧な答えは存在しないため、いくら考えても結論が出ず疲弊してしまうことに……。
大切なのは、「唯一の正解を探す」のではなく「今の自分にとって納得できる選択をする」という視点。
完璧を求めすぎず、今できる判断を積み重ねていくことが、結果的に自分らしいキャリアをつくることにつながります。
“比べる目線”で自分軸がゆらいでしまうから
SNSや周囲のキャリアとの比較がクセになり、いつしか「本当はどうはたらきたいのか」という自分の声が聞こえにくくなってしまう人は少なくありません。
他人の成功体験や充実したはたらき方ばかりに注目すると、つい「自分もこうあるべきだ」と感じてしまいがち。しかし、その基準は本来あなた自身のものではありません。他人の価値観で自分を測ると、どれだけ頑張っても満足感が得られず、延々とないものねだりを続けることになりがちです。
向いている仕事を見つけるために大切なのは、誰かの基準ではなく、自分の基準を見つけること。
「周りがこうしているから」ではなく、「自分はどう感じるか」に意識を向けることで、本当に大切にしたいものが見えてきます。
理想と現実のギャップに気づいてしまうから
キャリアを積む中で、「こんなはずじゃなかった」と感じることは誰にでもあるものです。理想と現実のギャップに悩み、過去の選択を後悔したとしても、それは決して失敗ではありません。
「こんなはずでは」という感覚は、むしろ自分が本当に求めているものに気づき、方向性を見直すための貴重なサイン。
入社前に抱いていた期待と、実際の業務内容や職場環境が異なるのはよくあること。そのギャップを「間違った選択をした」と捉えるのではなく、「次に活かせる学び」として受け止めることで、気持ちの持ち方は大きく変わります。
理想と現実の違いをはっきりと認識すること。この経験を通じて自分が何を重視すべきかが明確になり、より納得できるキャリア選択につながります。
「自分に向いてる仕事」を知る3つのヒント
向いてる仕事を知るためのヒントは、自分の経験や日常行動の中に自然に表れています。ここでは、特に注目したい3つのヒントを紹介します。
“夢中になれた時間”を思い出す
学生時代や前職での経験を通じ、時間を忘れて取り組んだことはありませんか?”夢中になれた時間”には、自分の個性や強みが現れています。
それは必ずしも仕事に直結するものでなくても構いません。たとえば、文化祭の企画で仲間と協力するのが楽しかった、資料をまとめるのに没頭した、ゲームの攻略法を考えるのが好きだった——そんなさまざまな経験の共通点を探すことで、自分に合うはたらき方のヒントが見えてきます。
夢中になれるということは、その活動に自分の価値観や強みが活かされている証拠。過去の「楽しかった瞬間」を丁寧に振り返ることが、向いてる仕事を見つける第一歩です。
“苦にならなかったこと”に目を向ける
大きな成果や特別なスキルよりも、「無理なくできた」ことのほうが適性を表すことがあります。
ほかの人が面倒に感じることでも、自分にとっては自然にできてしまう。そうした行動こそ、自分に向いてる仕事を知る重要な手がかり。
たとえば、細かい作業を正確にこなすのが苦にならない、初対面の人と話すのが平気、データを整理するのが好き、といったこと。これらは”自分にとっての当たり前”かもしれませんが、ほかの人から見るとれっきとした才能です。
“当たり前”こそ強み。自然体で続けられる行動を仕事に活かせれば、無理なく成果を出しやすくなるでしょう。
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「無意識の得意」を客観的なデータで言語化することで、「向いている仕事」が明確な形で見えてきます。まずは、このツールで「自分らしさ」を見つけるヒントを得ましょう。
「周りからよく頼まれること」に注目する
他人から自然と声がかかる仕事や役割には、自分では気づかない適性が現れています。
日常や仕事を通じ、「いつもあなたに頼んでしまう」「あなたに任せると安心」など言われることはありませんか?それは、周囲があなたの強みを客観的に認めている証拠。
どんなジャンルであれ、周りからよく頼まれることは、あなたにとっては当たり前でもほかの人にとっては難しいことである可能性が大。
客観的な視点から自分の強みを再発見することで、自分では気づかなかった「向いてること」が明らかに。周囲の声に耳を傾けることも、自己理解を深める有効な手段です。
「自分に向いてない仕事」の経験を活かすには?
「失敗した」「合わなかった」と感じる経験こそ、向いてる仕事を知るための重要な材料になります。ここでは、ネガティブな経験を”自己否定”ではなく”自己理解”へと転換するための視点を紹介します。
何が”合わなかった”のかをクリアにする
漠然と「向いていなかった」と感じている状態では、次に活かすことができません。仕事内容・はたらき方・環境・人間関係など、「合わない」を具体的な要素に分けることで、次に避けるべき条件が明確になります。
たとえば、業務そのものは好きだったが長時間労働がつらかった、仕事は面白かったが上司との相性が悪かった、成果は出せたがノルマのプレッシャーに耐えられなかった、など。
このように要素を分解すると、「全てが合わなかったわけではない」ことに気づくはず。消去法的に「これは避けたい」という条件を洗い出すことで、次の選択肢を絞り込みやすくなります。
合わなかった経験は、自分の価値観を知るための貴重なデータなのです。
その経験で”得たもの”を棚卸しする
合わない環境でも、培ったスキルや視点は必ず存在します。それらを洗い出し、次に活かせる資源として再定義することが大切です。
ハードな営業職で数字に追われる日々がつらかったとしても、顧客対応力やプレゼンスキルは身についているかもしれません。
単調な事務作業が苦痛でも、正確性や業務効率化の視点は磨かれているはず。また、クレーム対応が精神的に負担だったとしても、冷静に物事を処理する力は確実に伸びています。
「何も得られなかった」と思える経験でも、冷静に振り返れば必ず何かしらの学びがあります。ネガティブな経験をポジティブに転換することで、次のステップに自信を持って進めるように。
“転職”でステップアップも
合わない仕事を離れる選択は、後退ではなく”前に進むための見直し”です。自分に合わない環境で無理を続けるより、自分らしくはたらける場所を探すほうが、長期的なキャリアにとってはプラス。
転職は逃げではなく、自分の価値観や適性を理解した上での前向きな決断。特に、「何が合わなかったのか」を整理し、「次に何を求めるか」が明確になっていれば、転職は大きなステップアップの機会になります。
自分に向いてる仕事を見つけるために、環境を変える勇気を持つことも大切な選択肢の一つです。
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「合わない仕事」の経験こそ、次の転職を成功させる最大の武器です。大切なのは、「何が、なぜ合わなかったのか」を感情論ではなく客観的に分析すること。
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数分程度で、あなたの「向いている環境」を把握し、自信を持ってステップアップしましょう。
「向いてる仕事」は”今の自分”を映す鏡
向いてる仕事は、環境や価値観の変化に合わせてアップデートされていくもの。人によって大きく違うため、迷ってしまうのも当然です。
自分に向いてる仕事は何なのか、考え続けること自体がキャリアを形づくる重要なプロセス。「今の自分」に向き合い続けることで、その時々に最適なはたらき方が見えてきます。
完璧な答えを探すのではなく、自分らしさを大切にしながら一歩ずつ進んでいきましょう。








