2025.08.28

AIでなくなる仕事の特徴と具体例。仕事を奪われないための対策も

「AIによって自分の仕事が、いつかなくなるのではないか」と感じている人もいるのではないでしょうか。AIの進化によって、AIに代替される可能性があると語られる仕事もあります。

この記事では、AIでなくなる仕事・なくなりにくい仕事の特徴や具体例、今後AI時代で求められるスキルなどについて解説します。

AIで仕事がなくなる?

「AIによって仕事がなくなる?」という漠然とした不安に対し、客観的なデータと現場のリアルな声を紹介します。AIと仕事の現状を把握することは、具体的なアクションプランを考える際にも役立ちます。

まずは日本におけるAI活用状況から確認していきましょう。

日本国内のAI活用状況と今後の予測

総務省が発表した調査によると、業務に生成AIを使用していると回答した企業は46.8%でした。現時点では他国と比較して低い数値となっています。

日本企業では、メールや議事録、資料の作成などに補助的に生成AIを使用しているケースが多いようです。

顧客対応を含むさまざまな領域で積極的にAIを活用している海外企業に対し、日本企業では社内向け業務から慎重にAIを導入していることがわかりました。

AIの活用に前向きな企業が多くある一方で、セキュリティリスクや権利侵害を懸念している企業も少なくありません。

世界的にAIの活用がビジネスにおいて不可欠であるという認識が広がる中、日本でもますますAIの活用率は高まっていくと予想されます。

リスクにどう対処するか、どのように受け入れていくかが、AI活用の鍵となるでしょう。

出典:総務省|令和6年版 情報通信白書|企業向けアンケート

大学生・社会人による現場の声

続いて、AIの台頭を肌で感じている現場の声にも耳を傾けてみましょう。

Job総研が実施した「2023年 生成AIの就活実態調査」と「2023年 AIチャットの意識調査」によると、「AIの進化は人間の仕事を奪うか」という質問に対し、「とても思う」「思う」「どちらかといえば思う」と回答した大学生は82.7%、社会人は76.9%にのぼりました。

一方「全く思わない」「思わない」「どちらかといえば思わない」と回答した大学生は17.3%、社会人は23.1%です。大学生、社会人ともに、AIによって仕事が奪われると考えている人が多数を占めることがわかりました。

【大学生】

【社会人】

AIの進化による仕事の変化に対して、他人事ではないという認識は、多くの人に共通しているようです。

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AIでなくなる可能性がある仕事の特徴

ここからはどのような仕事がAIに代替されやすいのかを紹介します。AIでなくなる可能性がある仕事の特徴を、以下の3点にまとめました。

  • 定型化された仕事
  • 判断基準が明確でデータ化しやすい仕事
  • AIによる自動化が進んでいる分野の仕事

AIの特徴を踏まえて解説します。

定型化された仕事

AIによってなくなる可能性が高い仕事のひとつが、業務内容が定型化されているものです。

作業の手順がマニュアル化されており、同じルールに従って繰り返される業務をさします。たとえば、データ入力や書類処理、単純な文書作成などが該当します。

AIは決められたルールを高速かつ正確に実行することが得意です。人間が行う場合、どうしても集中力の低下によるミスや作業スピードの個人差が生じてしまいますが、AIにはそれがありません。

定型的な業務に対してはAIを導入しやすいため、AIに代替されるおそれがあるでしょう。

判断基準が明確でデータ化しやすい仕事

ある程度の判断を伴う業務も、AIによってなくなる可能性があります。とくに、判断基準が明確で、過去のデータにもとづいて論理的に結論を導き出せる仕事はAIに代替される可能性が高いです。

たとえば、銀行のローン審査や定型的な契約書のチェック、需要予測に基づいた在庫管理などはAIが得意とする分野です。

人間の経験や勘といったあいまいな要素に頼らずにすむ仕事ほど、AIによる判断の再現性が高まり、導入が進みやすくなります。

AIによる自動化が進んでいる分野の仕事

すでにAIによる自動化が進んでいる分野の仕事は、今後ますますAIが行う仕事の幅が広がっていくと考えられます。

たとえば、工場でのライン作業や問い合わせ対応、物流に関する業務などがその一例です。

これらの分野で自動化が進む背景には、深刻な人手不足という社会課題があります。AIの活用によって人が行なう作業量を減らすことができるため、人手不足解消につながる有効な手段としても期待されています

AIでなくなる可能性がある仕事例10個

Job総研の「2023年 生成AIの就活実態調査」によると、大学生が考える生成AIに代替されると思う職種は、事務系・ライター系・技術職(開発・エンジニア関連)がトップ3となっています。

実際にはどのような仕事がなくなるのでしょうか。ここでは、AIでなくなる可能性がある主な仕事を10個紹介します。

  • 一般事務
  • 工場の単純作業・建設現場の危険作業
  • スーパー・コンビニのレジ業務
  • コールセンター業務
  • 銀行の窓口業務
  • 専門職の一部業務(薬剤師・税理士・公認会計士など)
  • 配送業務
  • タクシー・電車の運転
  • ライティング
  • 警備業務

どのような点がAIに代替されるポイントなのか、ひとつずつ確認していきましょう。

一般事務

Job総研の調査でも「生成AIに代替されると思う職種」1位となった事務系の仕事は、AIによってなくなる可能性が高いと考えられています。

事務系の仕事の中でも、データ入力や定型的な書類作成、決まったフォーマットでの報告書や請求書の作成などは、手順が明確でルール化しやすく、AIが得意とする分野です。実際、こうした業務の一部はすでに自動化が進んでいます。

工場の単純作業・建設現場の危険作業

工場の製造ラインや建設現場における一部の作業も、AIやロボットへの代替が進む分野です。

ベルトコンベアを流れる部品の組み立てや、製品の検品作業といった、単純作業の繰り返しやマニュアルに沿った動きは、AIが得意とするところであり、人間よりも高い精度とスピードで実行できます

また、高所作業や粉じんが発生する現場、重量物を扱う作業など、人間にとって身体的な負担が大きく、危険を伴う仕事も、AIやロボットによる代替が進みやすい分野です。

こうした作業を自動化することは、生産性の向上だけでなく、安全性の確保という面でも大きなメリットがあります。

スーパー・コンビニのレジ業務

スーパーやコンビニのレジ業務には、すでにセルフレジの導入が進んでおり、レジ係を介さずに会計をすませる光景は日常的になっています。この流れは今後さらに進み、商品のバーコードをスキャンする作業自体が不要になるでしょう。

今後は、レジ業務以外に、在庫管理の分野にもAIが台頭してくると考えられています。過去の販売データや天候、地域のイベント情報などをAIが分析し、最適な発注量を自動で算出するといった未来もそう遠くはないでしょう

コールセンター業務

コールセンターの業務も、AIによる自動化がすでに大きく進んでいる分野のひとつです。

「よくある質問」のような、回答がある程度パターン化されている定型的な質問への対応においては、AIチャットボットや自動音声応答システムへの代替が進んでいます。

AIを活用することによって、企業は24時間365日、顧客を待たせることなく問い合わせに対応できるようになるため、ユーザーの利便性向上も期待できるでしょう。

銀行の窓口業務

銀行の窓口業務も、AIによって大きく変化しています。かつては窓口で行なっていた口座開設や振込、各種問い合わせ対応といった定型的な業務が、AIを活用した自動化システムや高機能化したインターネットバンキングなどに置き換わりつつあります。

多くの手続きが非対面で完結できるようになったことで、銀行員の役割は、単なる事務処理担当者から、顧客一人ひとりの状況に合わせた提案を行う専門家へとシフトしているのです。

専門職の一部業務(薬剤師・税理士・公認会計士など)

AIの影響は、高度な国家資格を要する専門職にも及んでいます。

たとえば薬剤師の業務において、処方箋の読み取りや医薬品の在庫管理、過去のデータに基づいた相互作用のチェックといった定型的な作業は、AIによる自動化が進みやすいです。

また、税理士や公認会計士の業務でも、領収書の仕訳や会計監査における定型的なデータ照合はAIが得意とする作業であり、人間よりも速く正確に処理できる可能性があります。

とはいえ、専門職の価値がなくなるわけではありません。人間には、AIを優秀なアシスタントとして活用しつつ、より高度な業務に対応することが求められます

配送業務

インターネット通販の拡大により需要が増え続ける一方で、担い手不足が深刻化している配送業界では、AIの活用が期待されています。

すでに、山間部や離島への医薬品輸送などでドローン配送の実証実験が進行中です。また、住宅街を走る自動配送ロボットの実用化もはじまっており、この動きは今後ますます範囲が広がるでしょう。

物理的な配送だけでなく、効率的な配送体制の構築そのものにもAIは有効です。

AIが交通情報や天候、荷物の量などをリアルタイムに分析し、最適な配送ルートを瞬時に算出したり、過去のデータから需要を予測して人員配置を最適化したりするなどの活用も進んでいます。

タクシー・電車の運転

タクシーや電車などの運転業務も、AIや自動運転技術の発展によって変化していくでしょう。AIや自動運転技術を活用すると、運転手の健康状態やヒューマンエラーに起因する事故のリスクを低減でき、安全性向上が見込めます

また、都市全体の交通データを解析することで、渋滞を緩和するルート最適化も可能になります。

すでに一部の鉄道では自動運転の実証実験が進められていますが、今後はタクシーやバスにもその範囲が広がっていくでしょう。

ライティング

文章を作成するライティングの仕事も、生成AIの進化によって影響を受けています。

AIは大量のテキストデータから言語のパターンや構文のルールを学習し、それにもとづいて自然な文章を自動生成する能力に優れています。そのため、特定のフォーマットに沿った定型文や、情報の羅列に近いコンテンツの作成はAIの得意分野です。

たとえば、製品のスペックをまとめた紹介文、イベントやキャンペーンの案内文、社内向けのマニュアルなど、構成が決まっていて、情報を組み合わせるだけで成り立つ文章は、AIによって自動生成される可能性が高いといえるでしょう。

警備業務

ビル・建物の安全を守る警備業務も、AIによって変わってきています。従来、警備員の主な仕事だった見回りは、高性能な監視カメラやセンサー技術、AIによる画像認識技術の進化により不要となり、機械による監視へとシフトしています。

AIを搭載した監視システムは、人間では見逃しがちな些細な異常や、過去のデータから学習した不審な行動パターンを24時間体制で検知することが可能です。

人員の確保が難しい深夜帯や、工場などの広範囲にわたるエリアの警備においては、AIを導入するメリットは大きいでしょう。

AIでなくなりにくい仕事の特徴

AIが進化してもなくなりにくいと考えられている仕事もあります。具体的には以下のような特徴がある仕事です。

  • 感情的なやり取りが必要な仕事
  • センスや個別対応が求められる仕事
  • AIを活用・開発する側の仕事

人間ならではの価値を最大限に発揮するためのヒントを見つけていきましょう。

感情的なやり取りが必要な仕事

AIが進化してもなくなりにくいのは、感情的なやり取りが必要な仕事です。

たとえば、患者の不安に寄り添う看護師や、子どもの個性に合わせた指導を行う保育士・教師、相談者の悩みを深く聞くカウンセラーなどが該当します。

AIは、テキストや音声の膨大なデータから感情のパターンを学習しているため、共感しているかのように振る舞うことは得意です。

しかし、その裏にある感情の機微や複雑なニュアンスまでを深く汲み取り、心から共感することは困難です。

声のトーンや表情といった非言語的な情報から相手の心を察し、信頼関係を築きながら問題解決にあたるプロセスが必要な仕事は、人間が活躍し続けられる領域といえるでしょう。

センスや個別対応が求められる仕事

決まった正解がなく、相手ごとに異なる提案や創造性が求められる仕事も、AIが進化してもなくなりにくいと考えられます。

たとえば、顧客一人ひとりに最適な商品を提案するコンサルタントや、顧客の好みや希望に合うヘアスタイルを提案する美容師などがその一例です。

これらの仕事には、好みや希望、個性といったデータ化しにくい情報をもとに判断する力が求められます。また、顧客と直接会話をしながら、潜在的なニーズにあった提案をすることも不可欠です。

もちろん、AIも大量のデータや過去の傾向を学習し、「ニーズにマッチしそうな商品」や「好みに合いそうなヘアスタイル」を提案できます。しかし、相手の気持ちに寄り添いながら、その場で柔軟に対応する力は、人間ならではの価値といえます。

AIを活用・開発する側の仕事

AIを道具として使いこなす側の仕事は、AIが進化するにつれてますます重要になると考えられます。どのような業界・職種であっても、AI技術を深く理解し、自社のビジネス課題にあわせて活用できる人材の需要は高まるでしょう。

AIを開発する側の需要も高まると考えられますが、必ずしもITエンジニアになる必要はありません。AIで何ができるのかを正しく理解し、自分の専門分野でどう活かせるかを考える視点をもつことが、AI時代で不可欠な人材になる第一歩となります。

AIでなくなりにくい仕事例7個

AIが進化してもなくなりにくい主な仕事の例

は、以下の7つです。

  • 保育士・教師
  • 心理カウンセリング
  • 医師・看護師・介護士
  • 弁護士・裁判官
  • 営業・コンサルタント
  • 美容師・スタイリスト・ネイリスト
  • ITエンジニア・データサイエンティスト

なくなりにくい仕事とはいっても、一部の業務はAIに代替されることも考えられます。

どのような仕事がなくなりにくいのか、AIと協働するポイントも含めて確認していきましょう。

保育士・教師

AI時代においても、保育士や教師といった人を育てる仕事はなくなりにくいと考えられます。

保育士や教師には、子ども一人ひとりの個性や発達段階を深く理解し、寄り添うことが求められます。その際、深い信頼関係と親密なコミュニケーションといった人間的な関わりが必要不可欠です。

AIは知識を教える補助はできても、子ども同士の些細なトラブルを仲裁したり、自信をなくした子を励ましたりすることはできません。

マニュアル化できない、温かみのある関わりが求められる保育士や教師の仕事は、AI時代においても代替されにくいでしょう。

心理カウンセリング

人の心に深く関わる心理カウンセラーも、AIによる代替が難しいと考えられます。

心理カウンセラーには、相談者が言葉にできない感情や葛藤を汲み取る、深い共感力と高度なコミュニケーション能力が求められます。人の感情をその背景ごと深く理解し、ニュアンスを読み取りながら対話を進めることも必要です。

とはいえ、AIは人に共感するようふるまうことが上手です。表面上の共感やコミュニケーションであればAIでも十分価値を提供できるため、人間にはAIにできない深いカウンセリング技術を習得することが求められます

医師・看護師・介護士

AI時代において、医師や看護師、介護士といった医療・介護系の仕事もなくなりにくいといえます。

これらの仕事には、患者や利用者の心に寄り添ったコミュニケーションや、豊富な知識・経験に基づく臨機応変な判断が必要です。一人ひとり異なる対応が求められるケースも多いため、人間の力が求められる機会が少なくありません

一方で、データ管理・分析や診断といった分野においてはAIの得意分野であり、代替が進む可能性があります。

AIによって簡易的な診断や分析ができるようになっても、その内容を本人にわかりやすく、寄り添いながら伝えるのは人間の役割であり、人と人との深い信頼関係が必要です。

今後はAIを活用しつつ、患者一人ひとりの状況に応じて人間が的確に判断したり相手の気持ちに寄り添ったりすることが求められるでしょう。

弁護士・裁判官

弁護士や裁判官といった仕事もAIでなくなりにくい仕事のひとつです。

まったく同じに見える事件でも、背景にある人間関係や社会状況は千差万別です。こうした個別の状況による判断が必要な場面では人間の力が求められます。

また、今までにないまったく新しい事件が起きた場合に、状況に応じた判断をするためには人間の力が必要です。

とはいえ、弁護士・裁判官の仕事の中でも、量刑判断など過去の事例と照らし合わせるような仕事や、過去の判例データを検索・分析する仕事、書類作成などはAIに代替される可能性があります。

AIに判断を委ねられる部分を見極めながら、人間だからこそできる判断や粘り強い交渉などのスキルを磨いていくことが求められます。

営業・コンサルタント

顧客の課題を解決する営業やコンサルタントも、AIに代替されにくいと考えられます。なぜなら、これらの仕事には高度なコミュニケーション能力と優れた問題解決能力が不可欠だからです。

AIはデータにもとづいて顧客を分析し、最適な商品をリストアップすることは可能です。しかし、顧客との対話の中から顧客自身も気づいていない本質的な課題を発見することはできません。

クライアントの表情や話し方から細かな需要を汲み取ったり、人間的な魅力で信頼を得たりといった能力は、人間ならではの価値といえるでしょう。

美容師・スタイリスト・ネイリスト

AIでなくなりにくい仕事として、美容師やスタイリスト、ネイリストなどの仕事も挙げられます。

これらの仕事には、顧客が抱く「こんな雰囲気になりたい」という抽象的なイメージを、具体的なデザインに落とし込み、それを形にすることが必要です。顧客の魅力を最大限に引き出す美的センスや、細やかなコミュニケーション能力が求められます。

加えて、顧客に似合うヘアスタイルやネイルなどを実際に再現する技術力も必要になるため、AIが完全に代替することは難しいでしょう。

ITエンジニア・データサイエンティスト

ITエンジニアやデータサイエンティストも、AIによる代替が難しいと考えられます。

ITエンジニアには、プログラミングなどの専門知識に加え、複雑な課題を整理する論理的な思考力と、これまでになかった解決策を考える新しいものを生み出す創造力が必要です。AIに可能な領域もありますが、ITエンジニアに重要な創造力については、人間がAIよりも力を発揮できる領域といえます

また、データサイエンティストには、AIが分析した結果を解釈し、経営戦略に活かすための示唆を引き出すことが求められます。データの分析はAIにもできますが、それを基にした応用は人間が活躍できる領域といえるでしょう。

AI時代に新しく生まれる仕事の特徴

AIの進化は、これまで存在しなかったまったく新しい仕事を生み出すチャンスです。

AI時代に新しく生まれる仕事の特徴として、AIを開発する・運用する・最適化する仕事があげられます。

AIそのものを開発するITエンジニアはもちろん、AIの性能を最大限に引き出すためのチューニングや、AIを育てるための学習モデルの構築・改善などを担う人材が必要不可欠になります。プロンプトエンジニアやAIトレーナーといった仕事は、その一例です。

もうひとつは、AIと人間の協働を前提とした、新しい社会設計に関わる仕事です。AIを導入する際、人間には制度設計や倫理的判断が求められます。AIに「何をさせるか」「どこまで任せるか」というAI活用の根幹に関わる判断は、人間にしかできない新しい仕事の領域です。

AIに仕事を奪われないための3つの対策

AI時代を生き抜くために、今日から実践できる対策として以下の3つを紹介します。

  • AIに代替されにくいスキルを身につけよう
  • 環境に変化できる適応力を鍛えよう
  • AI時代に必要な知識・教養を学ぼう

「自分の仕事は大丈夫だろうか」という漠然とした不安を、市場価値を高めるための具体的なアクションプランに変えていきましょう。

AIに代替されにくいスキルを身につけよう

AIに仕事を奪われないためには、AIに代替されにくいスキルを身につけることが有効です。

具体的には、相手の潜在意識にアプローチしたり、声のトーンや表情から相手の心を察したりするなどの高度なコミュニケーション能力があげられます。コミュニケーション能力は、属性や業種に関係なく必要な汎用性の高いスキルです。

どれだけ技術が進化しても、仕事は人と人が行うものです。相手の立場や気持ちを深く理解しようとする共感や思いやりなど人間性の部分は、AIが発展しても必要とされ続けるでしょう。

環境に変化できる適応力を鍛えよう

AIが進化する時代において、環境に変化できる適応力も重要です。変化を拒絶するのではなく、それを受け入れて柔軟に対応する力を鍛えることが不可欠です。

前述のようにAIによってなくなる仕事は多くあると考えられます。しかしAIによって特定の業務がなくなったとしても、社会や企業のニーズにあわせて知識やスキルをアップデートしていけば、次のキャリアを築くことが可能です。

現在担っている業務がAIに代替されたとしても、変化に対応できる力をもっていれば、時代に応じたキャリアを築いていけるでしょう。

AI時代に必要な知識・教養を学ぼう

今後ますますAIと人間が共存することになると考えられます。そのような時代で活躍し続けるには、AIの基本的な仕組みや活用方法を学び、それを使いこなす側に立つことが重要です。

書籍や講座などで学ぶほか、実際にAIを使ってみることもAIリテラシーを高めることにつながります。

AIの得意なこと・苦手なことを理解してはじめて、人間としてどの部分で価値を発揮すべきか戦略を立てられます。

AIを理解し活用する力は、これからの時代に欠かせない教養のひとつです。まずは身近なところから学びはじめ、AIと協働できるスキルを身につけていきましょう。

まとめ

AIの進化により、定型的な作業や単純作業を中心に、多くの仕事が代替されつつあります。とくに判断基準が明確な業務や自動化が進んでいる分野は影響を受けやすい一方で、感情的なやり取りや創造性が求められる仕事はAIでは代替が難しいとされています。

AIとの共存が求められるこれからの時代、私たち人間には変化に適応する力やAIを使いこなす知識・スキルが必要です。時代の流れに乗って、しなやかにキャリアを築いていきましょう。

出典:

Job総研「2023年 AIチャットの意識調査」

Job総研 「2023年 生成AIの就活実態調査」

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