2026.01.15

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20代の「ガチ働き」はアリ?ナシ?お金のために時間を捧げる境界線

Q.お金のために「20代のうちは仕事に使う時間を多くする」、賛成?(20代女性)

「若いうちは、プライベートを犠牲にしてでもバリバリ働いて稼ぐべき!」 「いやいや、20代の貴重な時間は今しかない。お金より経験や遊びに使うべきでしょ」

一度は頭をよぎるこの究極の選択。Job総研がユーザーにアンケートをとったところ、驚くほどリアルで、かつ切実な本音がたくさん届きました。

今回は、20代の男女から届いた「お金のために長時間働くことへの是非」というお悩みをピックアップ。皆さんのアドバイスや共感エピソードと一緒に、20代の正解を探っていきましょう!

約8割が肯定派?「20代のハードワーク」へのリアルな意識

アンケートの結果、「とても賛成」が5割を超え、肯定派は全体の約86%に達しました。将来の資産形成やスキル習得を重視する声が圧倒的ですが、一方で経験者からは「心身の健康とのバランスが不可欠」との切実な指摘も寄せられています。

「賛成派」の本音:20代は人生の「ボーナスタイム」説

アンケートで目立ったのは、「体力があるうちに資産とスキルの土台を作っておくべき」という賛成派の声。

  • 20代は脳の吸収力も高く、失敗しても市場価値が下がらない唯一の時期。今のうちにスキルと経験に投資しておくことが、30代以降の生存率を上げると思う(20代後半・女性)
  • 働き盛りであり、また仕事の礎を築く時期なのである程度無理をしても仕事に傾注すべき(30代になったばかり・男性)
  • 今の日本は誰が見ても給与も経済も伸びにくい社会でだからこそ、20代でのスキル投資、経験投資は、30代以降の生存率を大きく上げると思います。20代は「失敗しても怒られない」ではなく、失敗しても市場価値が大きく下がらない唯一の時期とも思えるので、たくさん仕事してキャリアを積み上げていきたいと思います。また、20代は体力がある。脳の吸収力も高い。これは後で取り戻せないと考えます。(20代後半・女性)
  • 給料が少ない今のほうが、実は税金面で有利だから稼いでおくべき(20代後半・男性)
  • 20代で身につけた能力で、30代以降の立場、年収が変わってくると思うため基本的には仕事に時間を割くべきだと思う。ただ、ライフプランを踏まえた交流、出会いをしておかないと仕事ができてお金だけある人になってしまう可能性もあるため、そこはバランスを取る必要があると思う。(20代後半・男性)
  • 20代のうちに、お仕事をたくさん頑張っておかないと、歳を重ねていくにつれて頑張れなくなるって聞いたことがあるので賛成です。でも、完全に賛成ではなくて、仕事以外でも若い時の時間は有限だと思うので大事にしたいし、やりたいことに沢山チャレンジすることが大事かなと思います。(20代後半・女性)
  • 晩婚化が進む今、結婚出産は30代から考えても遅くなく、20代はキャリアの経験を積んでたくさんお金を稼げる唯一の時期だと思うから。(20代前半・女性)
  • 独身や子供がいない時が一番仕事に時間をかけられる。その間に貯金を作っておけば、後で家族との時間を優先しやすくなるはず(20代後半・女性)
  • 20代のうちは気力や体力があるので、精神を壊さない程度のオーバーワークもいい経験だと思う。また、「長時間仕事すれば良い成果物ができるわけではない」ということも身をもってわかるので今後業務量が増えた時の勉強になると思います。(20代後半・女性)
  • 20代の平日は、全て仕事で良いと感じています。仕事を通じて、差別化出来るスキルを身に着けることが出来たら、その後の人生で大きなアドバンテージになるのでは、と考えています。とは言え、最終的には、自分の趣味や友人・家族との時間など、何を大事にするのかは人それぞれであるはずなので、その人自身の考え方に左右されると思います。(20代前半・男性)

このように、「将来の自由」を前借りするために今働く、という戦略的な意見が多く見られました。

さらに、ライフステージの変化を見越したアドバイスも。アンケートで目立ったのは、「体力があるうちに資産とスキルの土台を作っておくべき」という賛成派の声でした。

「いつか休むために、今走る」。この考え方は、20代という体力的にも環境的にも身軽な時期を「人生のブースト期間」と捉えているようです。

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「反対派」の懸念:失った時間は「お金」じゃ買い戻せない

一方で、「どちらかといえば反対」と答えた方々が口を揃えるのは、「若さの希少価値」と「健康リスク」です。

  • 20代の若い元気な時期はあっという間。仕事も大事だけど、遊びや旅行など、体力があるうちにしかできないことに時間を使ってほしい(30代になったばかり・女性)
  • 仕事を無理して心身を壊したら元も子もない。周りは大丈夫と言うけれど、それは生き残った人の意見「生存者バイアス」でしかない(20代前半・男性)
  • プライベートに時間を割いた方がいいと思います。20代の若い元気な時期はあっという間に過ぎ去ります。(20代後半・男性)
  • 働く時間増やしたら貯金は増えたけど、正直ぜんぜん幸せじゃなかった。(20代前半・男性)
  • 働きすぎて友達と疎遠になったのが地味に後悔してる。(20代前半・男性)
  • 仕事詰め込みすぎて家族と過ごす時間ほとんどなかったときの後悔が残ってる。(20代前半・男性)
  • 無理しすぎた時期があって、結果的に仕事の質も落ちた感じがした。(20代前半・男性)
  • 20代の若いうちは仕事よりも、自分の興味関心に時間を使った方が今後の人生が豊かになると思います。仕事である程度お金を稼いだら、気になっていることに調整してみて自分の経験値を上げましょう。(20代後半・男性)
  • お金を溜めることを目的にするのであれば、どうしても賃金が上がりにくい20代を仕事に費やすのは、効率が悪いのではないかと思う。20代のうちは、アクティブに様々な経験をする方が、その後の人生において学びや利益が多い結果になると思う。(20代前半・男性)
  • 私は仕事に時間を使いがちだったが、海外旅行など体力が必要なことをしておけばよかったと思います(30代になったばかり・女性)

仕事は後からでもできるけれど、20代の時に感じる「遊びの楽しさ」「興味関心ごと」「家族・友人と過ごす時間」は、年齢を重ねると感じ方が変わってしまうもの。

無理をしすぎてメンタルを崩すと、結果的に通院費がかさんだり、働けない期間ができてしまったりと、「お金を稼ぐために働いて、健康とお金を失う」という本末転倒な事態になりかねない。この「適度なブレーキ」を重要視する声も非常に重みがありますね。

結局、どうすればいい?20代の「正解」はバランスと目的意識

アンケート結果全体を眺めてみると、多くの方が共通して言及していたキーワードがありました。それは「何のためにお金と時間を使うか」という目的意識です。

ただ闇雲に生活費のために残業代を稼ぐのではなく、

  • スキルアップが見込めるから、今は多めに働く。
  • 将来の投資資金を作りたいから、1〜2年だけコミットする。
  • 趣味や推し活に全力投球したいから、仕事はそこそこに、定時で上がる。

このように、自分なりの「納得感」を持っている人は、長時間働いても、逆に定時で切り上げても、後悔が少ないようです。

あるユーザーさんの言葉が、この議論の核心を突いていました。

  • 時間もお金も資産。自分が30代、40代になったときにどうなりたいかを考え、将来の自分を助けるための計画を立てることが大切(20代後半・男性)

まとめ

20代のうちに「お金のために長時間働く」ことへの賛否。 「賛成」も「反対」も、根底にあるのは「自分の人生を大事にしたい」という願いでした。

「最近働きすぎかな?」と感じたら、一度立ち止まって「この時間は将来の自分にどれだけ必要なのか?」と問いかけてみてもいいかもしれません。もちろん、疲れたときは「休むこと」も立派な先行投資。自分のペースを崩さず、後悔のない20代を過ごしていきたいですね。

皆さんは、この「20代の働き方」、どう感じましたか?


【今回の調査元データ】 Job総研:お悩み相談室アンケート「20代のうちにお金のために長時間はたらく」への賛否(2025年11月実施)

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