2026.04.13

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調査結果から見るリモートワークのデメリットとは?解消するための対策とは

リモートワークには通勤の負担を減らし、柔軟にはたらける魅力があります。一方で、対面コミュニケーションの難しさや孤独感、自己管理の負担などに悩む人も少なくありません。本記事では、リモートワークの主なデメリットと、デメリットを解消する具体的な方法を解説します。

はたらく人にとってのリモートワークのデメリット

リモートワークはさまざまなメリットがある一方で、はたらく人にとって特有のデメリットもあります。ここでは、リモートワークの主なデメリットを5つ紹介します。

コミュニケーションが取りづらくなる

リモートワークのデメリットとして挙げられるのが、コミュニケーションの取りづらさです。オフィス勤務と比べて対面での会話が減るため、ちょっとした相談や情報共有の機会が少なくなりがちに。

Job総研が2025年に実施した「出社に関する実態調査」によると、66.4%の人が「質問や意見交換がしやすい」といったコミュニケーションに関する理由で、出社の必要性を感じていることがわかります。

このように、リモートワークでは深いコミュニケーションが取りにくい点がデメリットの1つといえるでしょう。

孤独感やチームとの疎外感を感じやすい

リモートワークでは、対面で同僚と顔を合わせる機会が減り、孤独感やチームとの距離を感じやすくなることがあります。

出社をしていれば、何気ない会話やちょっとしたやり取りを通じて、自然とチームとのつながりを感じられるもの。

一方、リモートワークでは業務連絡が中心になりやすく、交流が少なくなりがちです。その結果、自分がチームの一員として十分に関われているのか、不安を感じる人もいます。

自己管理が求められる

リモートワークでは、仕事の進め方や時間の使い方を自分でコントロールする必要があり、自己管理が求められます。オフィス勤務では、周囲の目や決まった勤務環境があることで自然と仕事に集中しやすい面があります。

しかし、リモートワークではそのような環境がないため、スマートフォンや家事などに気を取られ、集中力が途切れてしまう人もいるでしょう。その結果、仕事の進み方や生産性に個人差が出やすくなることもあります。

仕事とプライベートの切り替えが難しくなる

リモートワークでは、基本的に仕事と生活の空間が同じになるため、オンとオフの境界が曖昧になりやすく、仕事とプライベートの切り替えが難しくなる場合があります。

Job総研の調査「2023年 リモートマネジメント実態調査を実施しました」によると、テレワークの課題として「オンとオフの切り替え」を挙げている人が32.8%にのぼるなど、仕事との切り替えを課題と感じている人は少なくありません。

たとえば、仕事が終わった後もメールやチャットを確認してしまい、気づかないうちに業務時間が長くなることもあります。こうした状況が続くと、長時間労働や集中力の低下につながる点に注意が必要です。

評価されにくいと感じることがある

リモートワークでは、上司や同僚と直接会う機会が少ないため、業務の過程や日々の努力が伝わりにくく、評価されにくいと感じることがあります。

出社であれば、仕事への取り組み方や進め方を周囲が自然に把握できます。しかし、リモートワークでは働いている様子が見えにくく、自分の仕事が適切に評価されているのか不安を抱くこともあるでしょう。

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デメリットはあるが、55%の人がリモートワークを希望している

リモートワークにはデメリットもありますが、多くの人が継続を望んでいる働き方です。

Job総研が実施した「2025年 出社に関する実態調査」によると、リモートワークに前向きと回答した人は55.2%にのぼり、過半数を超える人がリモートワークを希望していることがわかっています。

このように、リモートワークにはデメリットがある一方で、多くの人が前向きに考えています。

はたらく人にとってのリモートワークのメリット

リモートワークにはデメリットもありますが、はたらく人にとって多くのメリットもあります。ここでは、はたらく人にとってのリモートワークの主なメリットを4つ紹介します。

通勤の負担がなくなる

リモートワークのメリットの1つは、通勤の負担がなくなることです。自宅ではたらく場合、会社まで移動する必要がないため、満員電車や長時間の通勤によるストレスを減らせます。

通勤は毎日のことだからこそ、身体的・精神的な負担になりやすいもの。とくに都市部では、混雑した電車での移動や長時間の通勤が疲労の原因になることもあります。

リモートワークで通勤が不要になれば、その分の時間や体力を仕事やプライベートに使いやすくなるでしょう。

時間を有効活用できる

リモートワークによって通勤時間がなくなることで、これまで移動に使っていた時間を別の活動にあてられるメリットがあります。

空いた時間を自己学習に使ったり、家事や趣味に取り組んだりできます。また、通勤の準備や移動が不要になることで、1日のスケジュールを柔軟に組みやすくなる点も魅力です。

このように、時間の使い方を自分の生活に合わせて調整しやすくなることで、仕事と生活のバランスを取りやすくなり、生活全体の満足度を高めやすくなるといえます。

はたらく場所や環境を選べる

リモートワークでは、はたらく場所や環境を選びやすいメリットがあります。オフィスに出社する必要がないため、自宅やコワーキングスペースなど、自分に合った場所ではたらけます

自宅で落ち着いて作業したい人もいれば、コワーキングスペースなど集中しやすい環境を選ぶ人もいるでしょう。机や椅子、モニターなどの作業環境を自分に合う形で整えることで、より快適にはたらけるようになります。

育児や介護などと両立しやすくなる

リモートワークは、育児や介護など家庭の事情と仕事を両立しやすい働き方です。自宅ではたらくことで移動時間が減り、家庭の状況に合わせて時間を使いやすくなります。

たとえば、子どもの送り迎えや家族の介護などが必要な場合でも、通勤がない分だけ生活の予定を調整しやすくなります。移動に使っていた時間を家族と過ごす時間にあてられる点もメリットです。

このように、リモートワークは家庭と仕事のバランスを取りやすく、ライフステージに合わせた柔軟なはたらき方を実現しやすいといえます。

リモートワークが向いている人の特徴

リモートワークは便利な働き方ではあるものの、すべての人にとって最適とは限りません。自分の働き方や性格によって、向き不向きが分かれる場合があります。

リモートワークに向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 自己管理が得意である
  • オンラインでのコミュニケーションに慣れている
  • 1人での作業を苦に感じない
  • タスクやスケジュールを整理して仕事を進められる

このように、セルフマネジメントができ、オンラインでのやり取りに抵抗が少ない人は、リモートワークに向いているといえます。

リモートワークのデメリットを解消する対策

リモートワークのデメリットは、工夫や環境づくりによって軽減できる場合があります。ここでは、リモートワークのデメリットを解消するための主な対策を紹介します。

コミュニケーションに関する対策

リモートワークでは、対面での会話が少なくなり、情報共有や相談のタイミングが減りやすいため、コミュニケーションの機会を意識的に増やすことが重要です。

ここでは、コミュニケーションの課題を解決する具体的な対策を2つ紹介します。

定期的なオンライン会議を行う

リモートワークでは、定期的なオンライン会議を設けることがコミュニケーションの改善につながります。オンライン会議を定期的に行うことで、業務の進み具合や課題を共有しやすくなります。

また、顔を見ながら話すことで、チャットだけでは伝わりにくいニュアンスも共有しやすくなるでしょう。

さらに、会議の中で雑談の時間を少し設けることも効果的です。日常的な会話の機会が増えることで、チームの関係性を保ちやすくなり、リモートワークでも円滑なコミュニケーションを取りやすくなります。

チャットツールを活用して積極的に質問や相談をする

リモートワークでは、疑問や課題を自分から共有しないと情報が伝わりにくくなるため、チャットツールを活用して積極的に質問や相談をすることが重要です。

チャットツールであれば、短いメッセージでも気軽にやり取りできるため、相談のハードルを下げられます。ちょっとした疑問を早めに確認できることで、業務の停滞や認識のズレを防ぎやすくなるでしょう。

また、質問や相談がしやすい雰囲気を作ることは、情報共有の遅れを防ぐだけでなく、孤独感の軽減にもつながります。

はたらき方・自己管理に関する対策

リモートワークでは、オフィスと違って周囲の目や決まった環境がないため、はたらき方や自己管理の工夫が重要です。

ここでは、はたらき方や自己管理の課題を解消する2つの対策を解説します。

仕事とプライベートの時間や場所を明確に区切る

リモートワークでは、仕事とプライベートの時間や場所を明確に区切ることが重要です。生活空間と仕事の空間が同じになると、オンとオフの切り替えが難しくなる傾向があります。

たとえば、業務開始と終了の時間を決めておくことで、長時間労働やだらだらとした働き方を防ぎやすくなります。また、自宅に仕事専用のスペースを設けたり、コワーキングスペースを利用したりすると、仕事に集中しやすい環境を整えられるでしょう。

このように、はたらく時間や場所に一定のルールを設けることで、リモートワークでもメリハリのある働き方を実現しやすくなります。

タスク管理ツールを活用して業務を可視化する

リモートワークでは、タスク管理ツールを活用して業務を可視化することが有効です。タスク管理ツールに業務内容や期限を登録しておくと、進捗や次に取り組むべき作業が明確になります。その結果、優先順位を意識しながら効率よく仕事を進めやすくなるでしょう。

また、タスクをチーム内で共有することで互いの業務状況を把握しやすくなり、業務の遅れや認識のズレを防ぎながら、円滑に仕事を進められるようになります。

評価やキャリアに関する対策

リモートワークのはたらきぶりや成果を可視化するためには、進捗を共有したり、定期的なミーティングを行ったりすることが重要です。

ここでは、リモートワークのデメリットである、評価やキャリアの不安を解消するための対策を紹介します。

業務の進捗や成果を積極的に共有する

リモートワークでは、仕事の過程が周囲に見えにくくなるため、業務の進捗や成果を積極的に共有することが大切です。定期的に進捗を報告したり、成果物や業務状況を共有したりすることで、上司やチームに仕事内容を伝えやすくなります。

このように、仕事の進み具合や成果をこまめに共有することで、リモートワークでも適切な評価につながりやすい環境を構築できます。

定期的な1on1ミーティングで目標や成果を確認する

リモートワークでは、目標や業務の方向性を確認しやすくなるため、定期的な1on1ミーティングを行うことが重要です。1on1ミーティングでは、現在の業務状況や成果だけでなく、課題や困っていることも共有できます。

こうした対話の機会を設けることで、上司との評価に関する認識のズレを防ぎながら仕事を進めやすくなるでしょう。また、定期的に目標や成果を確認することで、評価に関する不安も軽減しやすくなります。

リモートワークのデメリットを解消してはたらきやすい環境を作ろう

リモートワークは通勤の負担軽減や時間を有効に活用できるなど、多くのメリットがあるはたらき方です。

一方で、リモートワークでは、コミュニケーション不足や孤独感、自己管理の難しさ、評価への不安などが課題になることがあります。こうした課題は、オンライン会議やチャットによる情報共有、タスク管理、1on1ミーティングなどの工夫によって軽減できます。

デメリットは対策することで解消できるため、適切な対策によってはたらきやすい環境を構築していきましょう。

出典:
Job総研『2025年 出社に関する実態調査』を実施しました|Job総研
2023年 リモートマネジメント実態調査を実施しました|Job総研

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