Job総研

2021年 秋の読書実態調査を実施しました


Job総研による『2021年 秋の読書実態調査』を実施
増えた自宅時間背景に4割が読書時間増 8割が習慣的に読書
~コロナ禍で変化するライフスタイルと読書実態~


 

 キャリアや就職・転職全般に関する研究や各種調査を行う機関『Job総研』(※1)を運営する株式会社ライボ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:小谷匠 以下「ライボ」)は、451人の社会人男女を対象に「2021年 秋の読書実態調査」を実施しました。同調査では読書の頻度や時間及びよく読むジャンルを含め、コロナ禍で増えた自宅時間と読書の関連性などについても調査しました。
 

2021年 秋の読書実態 

【コロナ禍で増えた自宅時間に読書】
 コロナ禍が影響して様々な場面で変化したライフスタイルの1つに、自宅時間増加による価値観や生活習慣の変化があげられる中、自宅時間増加に伴った読書頻度の変化もあることが予測されます。
 また、緊急事態宣言解除から約1ヶ月がたつ10月27日は読書の日で以後2週間は「読書週間」(日本図書館協会制定)が重なるタイミングでもあり、これらを背景にJob総研では、社会人男女の読書頻度をはじめ、読書時間、よく読むジャンル、コロナ禍の関連有無などを調査しました。 

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【TOPICS】
・全体の80.7%が「習慣的に読書をしている」と回答
・読書に使うデバイスはスマホやタブレットを押さえて「紙媒体が64.7%」で最多回答
・読書の頻度は「月に1冊以上」が最多の25.1%で、読書時間は「1時間未満」が74.1%
・41.2%がコロナ禍前に比べて「読書時間が増えた」と回答
・よく読むジャンルは約半数の47.2%が「ビジネス/経済」と回答

 
【習慣的に読書をしている割合】
 読書の習慣については80.7%が習慣的に読書をしていると回答し、年代別に見ても回答者の全世代それぞれで7割以上が習慣的に読書をしているという回答結果になりました。(年代別は「2021年 秋の読書実態査 報告書」をご参照ください)
読書の習慣 
 また、読書に用いるデバイスについては紙媒体が64.7%と最多回答で、次いでスマートフォン49.7%、PC/タブレット43.7%という回答結果になりました。デバイスと場所 

【読書の頻度と時間】
 読書の頻度は「1ヶ月に1冊以上」が最多の25.1%で、次いで「2〜3ヶ月に1冊以上」が22.0%、「1習週間に1冊」が14.6%という回答結果になりました。また、1回の読書時間については30分未満が40.8%で、30分〜1時間が33.3%で、1時間以上の読書をするという回答は少数になりました。
頻度と時間※詳細は別紙の「2021年 秋の読書実態調査 報告書」をご参照ください(※2)
 
【コロナ禍前と比較した読書時間の変化】
 コロナ禍による自宅時間増加と読書時間の関連では、44.8%がコロナ禍前と読書時間に変化はないと回答する一方、41.2%がコロナ禍前と比べて読書時間が増えたと回答し、読書時間が減ったと回答したのは6.2%と少数回答になりました。
コロナ前後 

【読書の目的とよく読むジャンル】
 社会人が読書をする目的として最多回答だったのが半数以上の「自身の成長のため」58.1%で、次いで「知識や語彙力向上」47.9%、「読書が好きだから」42.8%という回答結果になりました。
 また、これら読書目的に対してよく読むジャンルについては、「ビジネス/経済」が最多回答の47.2%で、「小説」が37.7%、「自己啓発」31.9%と続き、最も低かったのは「エッセイ/ノンフィクション」という結果になりました。
理由とジャンル

 
【社会人の読書に関するコメントまとめ】
 自由記述コメントではコロナ禍でテレワークなどが増えたことによる読書時間への影響や、コミュニケーションの取り方の変化から読書の重要性が高まったなど、コロナ禍との関連性が高いコメントが目立つ中、読書とSNSとの関連について触れるコメントもあり、社会人の読書にはさまざまな影響要因が関連し、読書時間や頻度及びジャンルなどに影響を与えているようです。

・コロナ前は通勤中に読書していましたが、コロナ禍でテレワークになったため読書の機会が減った。
・テレワークが増えてコミュニケーションの取り方が変化したので読書による知識の蓄積は重要。
・働き方も価値観も生活習慣もコロナ禍で変化し、読書時間や頻度、または読むジャンルも変化した。
・YouTubeやSNSのタイムラインが、自己研鑽になる為読書の重要性を下げているように感じる。

※詳細は別紙の「2021年 秋の読書実態調査 報告書」をご参照ください(※2)
 

【調査まとめ】
 社会人男女を対象に実施した「2021年 秋の読書実態調査」では、20〜60 代それぞれの年代で7割以上が習慣的に読書をしていて、全体では8割以上が読書を習慣的にしていることがわかりました。このことから社会人の中で読書が定着化している傾向にあることがわかります。またコロナ前と比べて全体の4割が「読書時間が増えた」と回答したことから、自宅時間の増加は個々の読書時間に影響を与えていることがわかります。
 昨今の社会情勢に伴った社会人の価値観や生活習慣の変化から、読書時間や頻度及び読むジャンルなどにも変化をもたらしています。このことから今後もwithコロナ、アフターコロナで、社会人の読書実態に変化があることが予測されます。
 ライボでは今後も社会人を対象にした就職・転職・働き方などに関連する様々な調査を実施し、リアルで透明度の高い情報を発信することで、個が活躍する社会の実現を目指してまいります。
 

【(※2)2021年 秋の読書実態調査 報告書】
報告書では年代別の集計や回答者コメントなどをより詳細に記載しています。
https://jobsoken.jp/info/20211018-2/
 

【(※1)Job総研について】
 Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
 就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。
 

【JobQについて】
 「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は28万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQに投稿された「読書」に関するQ&A
 
 


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