2026.03.26
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仕事に行きたくないは甘え?行きたくないと悩む理由と対処法を紹介
「仕事に行きたくない」と感じながらも、休んだら迷惑をかけてしまうかも…と思い、なんとか出勤しようとしていませんか。
もしかすると、自分が甘えているだけなのか本当に限界なのか判断がつかないまま、毎日をやり過ごしているかもしれません。
本記事では、仕事に行きたくないと感じる原因やセルフケア、SOSサインの見極め方を解説します。仕事に行きたくない理由と解決策を一緒に考えましょう。
仕事にストレスや不安を感じる人は7割
仕事に行きたくないと感じたとき、自分だけがこんなふうに思っているのかなと不安になることはありませんか。
厚生労働省の調査によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安、悩み、ストレスとなっていると感じる事柄がある労働者の割合は68.3%で、約7割にのぼります。つまり、はたらく人の3人に2人がストレスを感じながら出勤している計算です。
同じように仕事に対するストレスや不安に悩んでいる人は多くいます。仕事に行きたくないのは自分だけ、甘えてるのでは?と思う必要はありません。
仕事に行きたくない主な理由
仕事に行きたくないという気持ちには、理由がある場合もあれば、自分でもうまく言葉にできない場合もあります。
よくある理由を一緒に見ながら、自分の状態を整理してみましょう。
職場の人間関係が良くない
職場の人間関係でストレスを感じるのは、はたらく人の性格や価値観の違い、上下関係、コミュニケーション不足によるものです。
同僚、上司、部下、社外の取引先や顧客など、さまざまな立場の人と関わる中で、「なんとなく話しかけにくい」「会話がかみ合わない」といったコミュニケーションの取りにくさが積み重なると、ストレスになりえます。
Job総研がJobQ Townのユーザーに調査をとったところ、仕事を辞めたいと考えた理由として、以下のような声が寄せられています。
・人間関係が破綻するといくら頑張っても仕事が評価されず、必要以上にメンタルも削られる
・上司と人間関係が悪くなり鬱っぽくなった。中小企業で異動もほぼなく、転職するしかなかった。転職後は業務内容は微妙だが年収もアップし、人間関係は格段に良くなった
・人間関係のストレスは、じわじわと積み重なっていきます。気づいたときには心が限界を迎えていることも、決して人ごとではありません。
仕事量が多い・労働時間が長い
仕事量が多く労働時間の長い状態が続くと、体への負担はどんどん大きくなっていきます。
職場によっては残業が当たり前の風潮であるところもあり、周りも同じようにやっているからと、しんどくても我慢せざるを得ない状況もあるかもしれません。
残業が続くことで、疲れが取れずに不調を感じたり、精神的な疲弊からモチベーションが下がったりすることで、仕事に行きたくない気持ちにつながることがあるでしょう。
仕事へのプレッシャーが強い
ノルマや若手は頑張って当たり前という空気など、職場のプレッシャーは目に見えない形でストレスになっていきます。
Job総研が調査したところ、こんな経験談も寄せられています。
・帰宅しようとしたらノルマクリアしてないのに帰るのか!と言われ、朝まで飲みに付き合わされて割り勘
・コストダウンの折衝の際に、根性論で何とかしろと言われた
理不尽に感じても、その場では声を上げにくいこともあるでしょう。しんどさが積み重なって、仕事に行きたくないという気持ちにつながっていきます。
給与や待遇に不満がある
仕事量に見合った給与がもらえない、努力が正当に評価されないといった不満は、仕事へのモチベーションを下げる大きな要因の一つです。
Job総研が「人事評価の結果に関するリアル」を調査した結果、「自分より仕事をしていない人と同じ評価」に対する不満は87.5%が「共感する」と回答しました。20代では90.9%にのぼり、若い世代ほど不満を感じやすい傾向がみられます。

頑張っているのに給与が上がらない、仕事量が明らかに違うのに同じ給料、そういった不公平感はモチベーションの低下につながります。
また、Job総研の調査によるとには以下のような声も寄せられています。
・営業成績が部員の中で1位で目標予算を120%超えで達成したのに、予算未達の年上の先輩より給料が低かった
・忙しいチームと暇なチームで仕事量が明らかに違うのに、給料は同じで納得がいかなかった
給与や待遇への不満は、頑張っても報われないという気持ちにつながるため、仕事に行きたくないと感じる大きな理由といえます。
仕事にやりがいを感じない
やりがいを感じにくい仕事が続くと、スキルアップの機会もないまま日々の業務をこなすだけになり、はたらく意欲が低下します。
Job総研『2025年 転職と年収に関する実態調査』によると、過去の転職理由として「仕事内容を変えるため」が43.1%で最多となっており、やりがいを求めて環境を変える人が多いことがわかります。

仕事にやりがいを感じられず、「この仕事、自分じゃなくてもいいのでは」という感覚は、仕事に行きたくない気持ちを抱いたりモチベーションが下がったりする原因になるでしょう。
通勤時間がつらい
仕事に行きたくないという気持ちがあるときに、通勤自体がストレスになっている可能性もあります。
以下は、通勤が苦痛に感じる場面の一例です。
- 朝の通勤ラッシュの満員電車がつらい
- 電車やバスに乗っている時間が長い
- 疲れているのに座れない
- 通勤時間が長くプライベートの時間が圧迫される
職場に着く前の段階で体力や気力が削られてしまうことで、仕事に行きたくないという気持ちがさらに強まることがあります。
通勤時間はプライベートの時間も圧迫するため、毎日の積み重ねが仕事へのつらさにつながることもあるでしょう。
少し疲れたときに。心を軽くする5つのセルフケア
「仕事に行きたくない」とつらさを感じたとき、まず自分の心と体を整えることが大切です。ここでは、日常の中で取り入れやすいセルフケアを5つ紹介します。
好きなことで徹底的にリフレッシュする
趣味や運動など、仕事以外に時間を使うのも大切です。好きなことに集中すると、仕事への不安やモヤモヤが和らぎ、自然とモチベーションが戻ってくることもあります。
まずは、休日や仕事終わりにできるリフレッシュ方法を試してみてください。
- 好きな音楽を聴きながら散歩する
- 映画やドラマを一気見する
- 友人と食事に行く
- スポーツや筋トレで体を動かす
- 十分な睡眠をとる
自分が楽しいと思えることやリフレッシュできることを生活の中に取り入れてみましょう。
有給や休暇制度を使って休む
しんどいと感じたときは、有給や休暇制度を使ってしっかり体を休めましょう。
休むことで、仕事で疲弊した心と体を回復できます。仕事のことを考えず、自分の好きなことや何もしない時間を過ごすことで気持ちがリセットされ、仕事への向き合い方が変わってくることもあるでしょう。
会社を休む際は、業務の引き継ぎや会議など他のスタッフに関わる業務や進捗状況を合わせて連絡しておくとスムーズです。
信頼できる人に今の気持ちを聞いてもらう
頭の中で考えがまとまらず、気持ちが晴れないときは、信頼できる家族や友人に今の気持ちを話してみましょう。一人で悩んでいると、答えが見つからないことを繰り返し考えてしまいがちです。
人に話すために自分の悩みを言葉にすると、自分でも気づいていなかったつらさの原因が見えてきます。解決策ではなくても、話を聞いてもらうだけで気持ちが少し楽になることもあるでしょう。
仕事に対する考え方を見直してみる
仕事に行きたくないと感じたら、今の職場ではたらくことで得られるメリットや身につくスキルに目を向けてみるのも一つの方法です。
やりがいを感じにくい時期でも、今の経験が将来の自分にとってどのような意味を持つのかを整理してみると、仕事との向き合い方が変わってきます。
物事の捉え方を少し変えるだけで、ストレスに感じていた業務が自分の成長のための経験に見えてくることも。
とはいえ、無理にポジティブに考える必要はありません。自分のペースで仕事と向き合っていきましょう。
睡眠や食事など、生活リズムを整える
仕事とプライベートで余裕がない状態が続くと、心身ともに休まる時間がなくなっていきます。睡眠や食事など、生活の基本的なリズムを整えるのが大切です。
とくに睡眠不足は集中力の低下やミスにもつながりやすいため、まずは眠れる環境を整えてみましょう。
生活リズムが整ってくると、明日に向けて気持ちを切り替えやすくなります。
その「行きたくない」は深刻かも。環境を変えるべきSOSサイン
セルフケアを試しても気持ちが楽にならない場合、それは心や体がより深刻なサインを出している可能性があります。
以下のような状態が続いている場合は、セルフケアだけでは不十分です。
- 自分を責めてしまう気持ちが止まらない
- 食欲不振や過食、体重の増減が大きい
- 寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚める
- 集中力が続かず、仕事でミスが増えた
- 飲酒量が増えた
上記のような心と体のサインが重なっているようであれば、一人で抱え込まず、信頼できる人への相談や、専門家への相談、環境を変えることを検討してみましょう。
仕事に行きたくない気持ちで限界に近づいているなら
限界に近いと感じているなら、まず自分の心と体をゆっくり休ませましょう。仕事に行きたくない気持ちがなかなか和らがないなら、以下の2つを試してみてください。
専門医の診察を受け、心を客観的に見つめ直す
自分の状態を判断できないほど疲れていたり、心身の不調がなかなか改善しなかったりする場合は、医療機関を受診することも一つの方法です。
一人で抱え込んでいると、何がつらいのかさえわからなくなってしまいます。専門家に話を聞いてもらうことで、自分の状態を客観的に整理する手助けになります。
休職制度を利用し、心と体を休ませる
ストレスの原因になっている職場から一度離れると、心と体をゆっくり休ませる時間をつくれます。気力や体力を十分に回復してから仕事に向き合うと、以前とは違った見方ができることも。
会社によってはメンタルヘルスのサポートや長期休暇制度が用意されていることもあるため、確認してみましょう。
後悔しないために。仕事に行きたくないときのNG行動
つらい状況の中で、つい取ってしまいがちな行動が後々自分をさらに苦しめてしまいます。後悔しないために、仕事に行きたくないときに避けておきたいNG行動を一緒に確認しておきましょう。
- 無断欠勤する
- 勢いで退職してしまう
- 誰にも相談せず一人で抱え込む
- 無理をしてはたらき続ける
ただし、ハラスメントや強い体調不良など、安全や健康に関わる場合は専門家への相談など、自分を守ることを最優先にしましょう。
無断欠勤する
連絡なしで会社を休んでしまうと、職場に迷惑をかけるだけでなく、自分自身の信頼や評価にも影響してしまいます。
翌日の出社がさらに気まずくなり、自分を責めながら無断欠勤を繰り返してしまう悪循環に陥ることも。
出社が難しく欠勤する場合でも、簡潔な理由とともに休む意思をしっかり伝えるのが大切です。
勢いで退職してしまう
つらい気持ちが限界に達したとき、退職したくなることもあるでしょう。
しかし、今感じているストレスの原因がどの職場でも当てはまるような内容であれば、転職後も同じ悩みにぶつかってしまいます。
まずは今の職場を辞めたい理由を整理するのが大切です。感情が落ち着いた状態で判断することで、勢いでの退職による後悔を防げます。
誰にも相談せず一人で抱え込む
一人で悩み続けると考えが極端になり、もうこれしかないと思い込んでしまうことがあります。ネガティブな感情は積み重なるほど、精神的な負担もさらに大きくなっていくものです。
仕事に行きたくないと感じるほど苦しいときは、上司や同僚など職場の状況をよく知る人に相談すると、適切なアドバイスをもらえることがあります。
職場に話せる人がいない場合は、家族や友人に気持ちを打ち明けるだけでも、心の負担が和らぐでしょう。
無理をしてはたらき続ける
みんな頑張っているからと我慢を続けて無理してはたらき続けることで、ストレスが蓄積され、深刻な状態につながってしまう可能性があります。
不眠や吐き気といった症状が続いているなら、気合でどうにかなる段階を超えています。
慢性的なつらさが続いているなら、休むことを優先すべき時期といえるでしょう。自分の心と体を壊してしまう前に、立ち止まることも大切な判断です。
自分らしくイキイキ働くために。自分に合う場所の見つけ方
仕事に行きたくないという気持ちが続くなら、今の環境が自分に合っていないことも考えられます。無理をして合わない場所ではたらき続けるより、自分に合う場所を探すのも大切な選択です。
自分が大切にしたい働き方を考えてみる
仕事に対して求めることは人それぞれです。やりがいや成長を重視する人もいれば、プライベートとの両立を最優先にしたい人もいます。
自分が何を大切にしたいのかを明確にしておくことで、今の環境が自分に合っているかどうかが見えてくるでしょう。
たとえば、以下のような軸で考えてみると整理しやすくなります。
- 難しい仕事に挑戦し、新しいスキルを身につけたい
- 決まった時間ではたらき、心身の健康を保ちながら長くはたらきたい
- 在宅勤務や時差出勤など、家事や趣味の時間も大切にしたい
自分が何を優先したいか整理すると、今の職場で改善を求めるのか、別の環境を探すのかという判断もしやすくなります。まず自分は仕事に何を求めているか、ゆっくり考えてみましょう。
心のモヤモヤを書き出してみる
はたらいていてモヤモヤしたことや、嫌だと感じたことを紙に書き出して整理してみましょう。頭の中だけで悩んでいると、考えがまとまらず何がつらいのかわからなくなってしまいます。
書き出す際は、どうしても耐えられないことと、嫌だけどまだ耐えられることに分けて考えてみると整理しやすくなります。
自分が何にストレスを感じて、どのように状況を変えたいのかがわかり、自分に合う環境がどのようなものかも少しずつわかってくるでしょう。
仕事に行きたくないときは、無理しなくていい
仕事に行きたくないと感じる気持ちは、甘えでも弱さでもありません。原因は人間関係や仕事量、通勤のしんどさなど人それぞれで、複数が重なっていることも少なくないでしょう。
まずは自分の心と体をゆっくり休めることを大切にしてください。休んでから、自分が何にストレスを感じているのかを整理すると、自分にとってはたらきやすい環境が少しずつ見えてきます。
また、身近な人への相談や、必要であれば専門家への相談も、自分を守るための選択肢として頭に入れておきましょう。焦らず、自分のペースで考えるのが大切です。
出典:
Q.【Job総研/公式】仕事を辞める踏ん切りがつくのは、「給与」or「人間関係」or「業務内容」のどれ?
Q.【ココだけの本音】今では考えられない「上司」に関する怖い経験談はありますか?








