2025.09.24
Job総研『2025年 ⼈脈の実態調査』を実施しました
⼈脈作りにリスク実感 5 割 若年で顕著も「出世に必要」の声
〜プライバシー意識⾼まり SNS 敬遠も 今後広げたい 7 割〜
転職サービス「doda」 などを提供するパーソルキャリア株式会社が運営する調査機関 『Job総研』 は、 430⼈の社会⼈男⼥を対象に「2025年 ⼈脈の実態調査」を実施しました。 本調査は、 ⼈脈を広げることへのリスクや避けたいSNSや場所、また⼈脈の重要度の変化や⽇頃の⼈脈形成への意識、そして出世と⼈脈の必要性などを調査したものです。

【⼈脈作りのリスク】
昭和時代には、出世のために⼈脈が必要と考えられていましたが、現代では若⼿世代を中⼼に昇進意欲の低下が⾒られます。その⼀⽅で、 SNSの普及によって“ゆるく広く”つながることが可能となり、 キャリア形成や副業への関⼼の⾼まりとともに「新しい⼈脈」の価値が⾼まっていると考えられます。
⼀⽅で、オンライン詐欺や個⼈情報の流出などの危険性に対する意識も⾼まり、⼈脈を安易に広げることに慎重な⼈も増えています。このように、⼈脈に対する価値観やリスク認識が変化する中で、現代の社会⼈は⼈脈や⼈脈形成をどのように捉えているのでしょうか。
Job総研では430⼈の社会⼈男⼥を対象に、 ⼈脈を広げることへのリスクや避けたいSNSや場所、 また⼈脈の重要度の変化や⽇頃の⼈脈形成への意識、 そして出世と⼈脈の必要性について 「2025年 ⼈脈の実態調査」 を実施しました。
| 【調査概要】 調査対象者:現在就業中のJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者 調査条件:全国/男⼥/20~50代 調査期間 :2025年9⽉3⽇〜9⽉8⽇ 有効回答数:430⼈ 調査⽅法 :インターネット調査 |
| 【TOPICS】 ・全体の51.7%が⼈脈を広げることへのリスクを感じる 20代で最多 年代が下がるほど顕著 ・⼈脈作りに伴うリスクは「プライバシーの侵害」が最多 ⼈脈作りでは「SNS」を避けたい派が多数 ・全体の66.7%が仕事で⼈脈を作ろうとしている その理由では「相談相⼿が欲しい」が最多 ・全体の83.8%が出世のために⼈脈は「必要だと思う」と回答 20代で最多 ・全体の64.7%が現職場は人脈が評価や昇進に影響すると思う 全体の76.3%今後3年で人脈を広げたい |
【⼈脈を広げることへのリスク】
回答者全体の 430 ⼈に⼈脈を広げることへのリスクを感じるかを聞くと、 「感じる派」が 51.7%で過半数を占め、内訳は「とても感じる」が 11.9%、「感じる」が 14.2%、「どちらかといえば感じる」が 25.6%となりました。 「感じる派」の年代別では、20 代が 60.3%、30 代が 51.1%、40 代が 40.5%、50 代が 40.0%と年代が低いほどリスクを感じる結果となりました。

【避けたい SNS や場所】
回答者全体の 430 ⼈に⼈脈作りに伴うリスクを聞くと、「プライバシーの侵害」が 48.6%で最多となり、次いで「精神的疲労」が 37.2%、「情報漏えいの不安」が 34.0%となりました。また、⼈脈作りで避けたい SNS や場所を聞くと、「X(旧 Twitter)」が 31.4%で最多となり、次いで「Instagram」が 29.8%、「Facebook」が 28.8%となりました。

【⼈脈の重要度の変化】
回答者全体の 430 ⼈に、 社会⼈になった当初と⽐べた⼈脈の重要度の変化を聞くと、 「上がった派」が 77.1%と過半数を占め、 内訳は「とても上がった」が 20.9%、「上がった」が 27.4%、「どちらかといえば上がった」が 28.8%となりました。また、仕事で⼈脈を作ろうとしているかを聞くと、「している派」が 66.7%と過半数を占め、内訳は「よくしている」が 20.2%、「している」が 18.4%、「どちらかといえばしている」が 28.1%となりました。

【⼈脈を作ろうとしている理由】
⼈脈を作ろうとしていると回答した 287 ⼈にその理由を聞くと、「相談相⼿が欲しい」 が 42.2%で最多となり、 次いで 「業務を円滑に進めたい」が 36.6%、「専⾨知識や情報を得られる」 が 35.9%となりました。 作ろうとしていないと回答した 143 ⼈にその理由を聞くと、「無理に付き合うのが疲れる」が 52.4%で最多となり、 次いで「プライベートと分けたい」が 35.0%、「出世や昇進に興味がない」「今の⼈間関係で⼗分」が同率で 25.9%となりました。

【出世と⼈脈の必要】
回答者全体の 430 ⼈に出世のための⼈脈の必要性を聞くと、 「必要だと思う派」が 83.8%と⼤多数を占め、 内訳は「とても必要だと思う」が 19.8%、「必要だと思う」が 32.6%、「どちらかといえば必要だと思う」が 31.4%となりました。「必要だと思う派」の年代別では、20 代が 85.8%、50 代が 85.0%、40 代が 83.4%、30 代が 78.6%となりました。

【⼈脈作りの意欲】
回答者全体の 430 ⼈に、⼈脈が評価/昇進に影響する職場かを聞くと、「影響すると思う派」が 64.7%と過半数を占め、内訳は「とても影響すると思う」が 14.9%、「影響すると思う」が 21.2%、「どちらかといえば影響すると思う」が 28.6%となりました。また、今後 3 年の⼈脈作りへの意欲を聞くと、「広げたい派」が 76.3%と過半数を占め、内訳は「とても広げたい」が 14.7%、「広げたい」が 22.3%、「どちらかといえば広げたい」が 39.3%となりました。

(※1)集計データの詳細は別紙「2025 年 ⼈脈の実態調査 報告書」をご参照ください
【回答者自由記述コメント】
⼈脈作りにリスクを感じるコメントが集まりました。
| ・広く浅い⼈脈は相⼿に利⽤されるリスクもある。社内でも個⼈的なことは教えないようにしている ・⼈脈にも良い⼈脈と悪い⼈脈がある。SNS とか、⾒知らぬ⼈とつながるのは危険だと思う ・⾃分は内向的な性格であるため、⼈脈に固執をしてしまうと疲弊してしまうので注意したい ・⼈脈を広げようとして、⾃分のプライベート⽤ SNS を渡してしまい後悔した経験がある ・今の時代下⼿に⼈脈を広げてしまったら、情報が漏れたりして怖い |
【調査まとめ】
Job総研が実施した「2025年 人脈の実態調査」では、全体の5割が人脈を広げることに対して何らかのリスクを感じており、特に 20 代でその傾向が強いことが明らかになりました。主な懸念点としては「プライバシーの侵害」「精神的な疲労」「情報漏えいの不安」などが挙げられ、また⼈脈作りでは SNS を避けたい意⾒が挙げられました。⼀⽅で、 40~50 代は出世や業務を円滑に進めることを⽬的に、対⾯などの直接的なコミュニケーションを通じて社内外で⼈脈を築いてきた⽅も多く、これらが⼈脈と広げることについての意識ギャップにつながっていると考えられます。
しかし、⼈脈の重要性については肯定的な意識が強く、社会⼈になった当初と⽐べて「重要度が上がった」と回答した⼈は 8 割に上ります。実際に⽇常的に⼈脈形成を意識している⼈も約 7 割を占めており、その理由として「相談できる相⼿が欲しい」「業務を円滑に進めたい」「専⾨知識や新しい情報を得たい」といった前向きな動機が⽬⽴ちました。⼀⽅で、⼈脈を積極的に作らない⼈からは「無理な付き合いに疲れる」「プライベートとの線引きをしたい」「出世や昇進に興味がない」「今の関係で⼗分」といった声が寄せられています。
また、「出世のために⼈脈は必要」と考える⼈は全体の 8 割を超え、 特に出世意欲が⽐較的低いと考えられる 20 代でその割合が⾼い結果となりました。 さらに「職場で⼈脈が評価や昇進に影響する」と感じる⼈も 6 割に上っており、⼈脈がキャリア形成に影響するという意識の⾼まりがうかがえます。今後 3 年の展望については「⼈脈をさらに広げたい」と答えた⼈が約 7 割に達し、多くの社会⼈が⼈脈に”価値”を⾒出していることがわかりました。
本調査では、若年層ほど⼈脈形成にリスクを感じやすい⼀⽅で、キャリアアップや情報収集のためには必要と捉えている⼆⾯性が浮き彫りになりました。 特に SNS を活⽤した⼈脈作りを避けたい背景として挙げられた点は、プライベートと仕事の線引きを重視する価値観の広がりだけでなく、 簡単につながれることによる情報漏えいへの警戒など、新しい⼈間関係作りへの慎重な姿勢を⽰していると考えられます。今後は、オンライン上での”ゆるい接点作り”だけでなく、”信頼性や安全性の確保”を前提とした質の⾼い⼈脈形成など、⼈脈作りの使い分けがが⾏われていく可能性が考えられる調査結果となりました。
「明⽇の常識を、ココから。」をコンセプトとする『Job 総研』では、世の中で当たり前とされている事を疑い、はたらき⽅に関連する様々な調査を実施してまいります。そしてリアルで透明度の⾼い情報を発信することで、個が活躍する社会の実現に向けて貢献してまいります。

※取材についてのお問い合わせはプレスリリース最下部にある連絡先からお願いします。
■(※1) 2025 年 ⼈脈の実態調査 報告書(本調査)
報告書では、同調査の属性やその他設問の回答結果をより詳細にご確認いただけます
https://job-q.me/articles/15928
■Job総研について< https://job-q.me/categories/job-souken >
Job総研は就職・転職やキャリア全般に関する研究や各種調査の実施により、市場の現状と未来を分析し、社会へ発信することで就転職関連市場に貢献する事を目的とし立ち上げられました。
就職・転職・働き方・ランキング・働く女性など多数のジャンルで信頼できる情報を発信していくことにより、就転職活動に役立てていただくことや、キャリアに関する不安や悩みを解決する一助として”個が活躍する社会により良い選択の機会”を提供し就転職市場に貢献してまいります。
■JobQTownについて< https://job-q.me/ >
「あなたが知りたい”働く”は誰かが知っている」をコンセプトに運営するJobQの累計登録者数は40万人を超え、キャリアや転職に関する情報交換と相談ができるサービスです。具体的な企業名を検索して、現役社員や元社員による口コミだけではなく、仕事全般に関する悩みや就職・転職への不安など漠然とした内容も含まれ、匿名によるユーザ同士でコミュニケーションを取りながら、より良い選択をつくる場になっています。
■JobQ Town”はたらき方・キャリア”に関するQ&A
https://job-q.me/categories/career
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