2026.04.9
何歳まではたらくのが正解?「一生現役」vs「早期リタイア」で揺れる30代・40代・50代の本音
Job総研がお届けする「お悩み相談室」。今回のテーマは、誰もが一度はシミュレーションしたことがあるはずの「リタイア年齢」についてです。
「定年まで勤め上げるのが当たり前」だった時代は終わり、FIRE(早期リタイア)が注目される一方で、物価高や年金不安が影を落とす現代。皆さんは一体、何歳まではたらく予定で、どんな未来を描いているのでしょうか?
20代から50代以上のユーザーから届いた、切実かつ多様なライフプランをのぞいてみましょう!
【集計】何歳まではたらく予定?理想と現実の境界線
アンケートの結果、もっとも多かったのは「65歳以上」という回答でした。

半数以上の方が65歳以降もはたらく意向を示しています。年金受給開始までの「空白期間」を埋めるためという経済的な理由に加え、社会との繋がりを重視する声が目立ちましたね。
「一生現役・社会貢献」派:はたらくことは生きがい!
「社会と繋がっていたい」「ボケ防止」など、労働をポジティブに捉える方々の意見です。
- はたらいて社会と繋がっていたいし、お金を稼げるだけ稼いでいたいから(30代後半・女性)
- 可能な限りはたらき続けて、お金と人生のハリを得たい。能力が著しく落ちるなら別の仕事を考えると思う。(40代後半・男性)
- ずっとはたらいていたいです。家族以外の人との関わり合いを継続したい。関わり合いがなくなると認知症とかになるような気がします。(50代前半・女性)
- 定年退職した後、興味があった全く違う分野の仕事を探すかもしれません。それは生活の為ではなく、自分の成長の為の労働だと思います。(40代後半・男性)
- 好きなことを仕事にしているので、好きなことをしてお金がもらえる今の状態をできるだけ長く続けたい。(50代後半以上・男性)
- 身体が健康な間は、はたらいて頭脳を使った方が脳の老化を抑制できます(50代後半以上・男性)
- 社会貢献しながらボケ防止に努めたいので、死ぬまではたらき続けられると良いです。(50代前半・女性)
- 可能な限り人の為に役立ちたい(40代後半・女性)
- 健康で認知症にならず長生きしている人は、仕事を通して社会との関わりを持ち続けていると思うから。(50代後半以上・女性)
- 仕事をすることが好きだから。健康にはたらけるうちは、はたらき続けたいです。(50代後半以上・男性)
このグループの皆さんは、はたらくことを単なる「生活のため」ではなく、自己成長やQOL(生活の質)を高める手段として捉えていますね。特に「社会との接点」を失うことへの恐怖や、ボケ防止といった健康面でのメリットを強調する意見が多く、心身の健康維持装置として仕事が機能しているようです。
明日からの仕事がちょっと楽しみになる
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「経済的不安・逃げ切り」派:現実問題、はたらかざるを得ない…
「年金だけでは無理」「物価高が怖い」など、切実な事情を抱える方々の意見です。
- 年金だけでは不安。体が動く限りずっとはたらきたい(40代前半・男性)
- はたらけるうちにはたらかないと、医療費で苦しい。高額療養費なんて、貧乏人には役に立たない。(50代後半以上・男性)
- 社会保険負担量の増大や、固定資産税の増額、物価高。死ぬまで払い続けなければならない。はたらかざるを得ない。(50代後半以上・男性)
- 65歳からは年金が正規でもらえるから、何とかそこまでがんばる。(50代後半以上・男性)
- 本音は60歳で完全リタイアしたいけど、住宅ローンがあるんだよなぁ。(50代後半以上・男性)
- 現状20代の自分たちが年金を貰えるかどうかも危うい中、その年代まで生き残るかどうかも難しいところ。(20代後半・女性)
- はたらかなくても生活が成り立てばはたらかない。でも、現実的に難しいのでは?(50代前半・男性)
- 55歳過ぎると再就職が厳しい。会社からの突然のリストラとか起こると、生活設計が破綻する(50代後半以上・男性)
- はたらき続けたいわけではないが、老後の経済的な不安を考えると65歳くらいまではたらかざるをえないと思う。(30代前半・女性)
ローンや物価高、不透明な年金制度など、外部要因によって「はたらかざるを得ない」状況にある方々です。特に30代・40代の若い世代でも、将来の年金に対する不信感が強く、防衛策としての長期労働を想定せざるを得ない切実な様子が伝わってきますね。
まとめ:何歳まではたらくかより「どうはたらくか」をデザインしよう
今回のアンケートで見えてきたのは、「定年」という概念がますます曖昧になっている現実です。
経済的な理由であれ、生きがいのためであれ、65歳以降もはたらき続けることが「スタンダード」になりつつあります。だからこそ大切なのは、「いつまで」という期限に縛られることではなく、「身体や気力が変化しても、細く長く続けられる仕事やスキル」を若いうちから準備しておくことではないでしょうか。
「はたらかされている」と感じるか、「必要とされている」と感じるか。その違いが、老後の幸福度を大きく分けそうですね。
Job総研では、これからも皆さんの「はたらく幸せ」の形を探っていきます。







