2026.02.1

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休みの日の過ごし方、みんなはどうしてる?調査データで見えた充実のヒント

「せっかくの休みなのに、何もせず終わってしまった……」そんな後悔を感じたことはありませんか?実は、半数以上のビジネスパーソンが休みの日の過ごし方に悩んでいます。この記事では、Job総研の調査データをもとに、充実した休日を送るためのヒントを紹介します。

休みの日の過ごし方、満足してますか?

休日の過ごし方は人によってさまざま。一方で、Job総研の調査によると、半数以上のビジネスパーソンが休み方について何らかの悩みを抱えています。

まずは、具体的な悩みの内容を見ていきましょう。

半数以上が「休んでも疲れが取れない」と感じている

Job総研は、インターネット調査「2025年 休み方実態調査〜悩み編〜」の中で、「休み方に悩みがある」と回答した人を対象に、「休み方の具体的な悩み」について質問しました。

寄せられた回答として、もっとも多かったのが「十分に疲労感が取れない」で60.6%。次いで「土日でリフレッシュできない」が50.5%。「仕事のことが頭から離れない」が38.1%と続きます。

これらの回答から見えてくるのが、休日の中で平日の疲れを思うようにリセットできていない現代ビジネスパーソンのリアル。

月曜日を迎えても「休んだ気がしない……」と感じてしまう。これは決して珍しいことではないのです。

「何もしない罪悪感」と「予定を詰め込む疲労感」のジレンマ

休日の過ごし方には、大きく分けて2つのパターンがあります。

ひとつは「何もせずダラダラ過ごす」パターン。もうひとつは「予定を詰め込んでアクティブに動く」パターンです。

前者は、何もしない自分に対して「時間を無駄にしてしまった」と罪悪感を感じてしまいがち。一方、後者は予定をこなすことに必死になってしまい、休日なのに疲れてしまうケースが少なくありません。

どちらのパターンも、根底に潜んでいるのが「充実した休日を過ごさなくては」という自分自身へのプレッシャー

休んでも動いてもしんどい。このジレンマこそが、休日に疲れが取れない大きな原因のひとつになっているのです。

休日の過ごし方に満足できない3つの理由

休日の過ごし方に満足できない背景には、主に「仕事」「お金」「理想と現実のギャップ」という3つの理由が隠れています。それぞれ詳しく見ていきましょう。

仕事のことが頭から離れないから

前述のとおり、Job総研の調査では、38.1%の人が「(休日も)仕事のことが頭から離れない」と回答しています。

スマホがあれば、いつでもメールやチャットを確認できる現代。便利な反面、休日でも仕事と完全に切り離すことが難しくなっているのが実情です。

せっかくの休日なのに、頭の片隅で仕事のことが気になってしまう。こうした状況では、物理的には休んでいても精神的には休めていません。

オンとオフの境界線が曖昧になったいま、意識的にオンとオフを切り替える工夫が必要なのかもしれません。

「休日=出費」という経済的プレッシャーがあるから

Job総研の「2025年 休み方実態調査〜物価高編〜」によると、73.6%の人が「休日の支出を負担に感じる」と回答しています。さらに物価高の影響で、78.3%が「休日にお金をかけなくなっている」と回答しました。

こうした現状では、満足できる休日を過ごすためのハードルが上がってしまうのも無理はありません。

特に、「休日を楽しむにはお金が必要」という意識が強かったり、お金がかかる趣味を持っていたりする人にとって、満足できる休日を過ごすのは至難の業。

経済的な不安が、休日を心から楽しめない原因のひとつになっているのです。

理想と現実のギャップがあるから

SNSを開けば、友人たちの充実した休日の投稿が目に飛び込んできます。

おしゃれなカフェ、旅行先の絶景、楽しそうなイベント──そんな投稿を見るたびに、「自分だけ何もできていない」と焦ってしまうというのはよくある話。

「充実した休日を過ごさなきゃ」というプレッシャーは、こうした他人との比較から生まれることも少なくありません。

理想の休日像と現実のギャップが、自覚の有無にかかわらず心理的な負担になってしまうのです。比較することで生まれる焦りが、休日の満足度を下げる原因に。

みんなの「理想」と「実際」の休日の過ごし方

休日の過ごし方について、多くの人がどんな理想を持ち、実際にはどう過ごしているのでしょうか。Job総研の調査から、理想と現実のギャップが見えてきました。

理想の休日は「家でゆっくり」と「外食・レジャー」

Job総研の調査の中で、「理想の休み方」を聞いたところ、「家でゆっくり過ごす」が65.3%でもっとも多い結果に。

次いで「外食やレジャーに出かける」が59.3%。「(お金がかからない)趣味」が44.2%となりました。

興味深いのは、「家でゆっくり」と「外食・レジャー」という、一見正反対の過ごし方がどちらも上位に入っている点。人によって、あるいは気分によって、求める休日の形は大きく異なることが分かります。

アクティブに外へ出たい日もあれば、家でのんびり過ごしたい日もある。理想の休日は、決してひとつではないのです。

現実は「家でゆっくり」と「何もせず寝る」

一方、「実際の休み方」を聞くと、「家でゆっくり過ごす」が61.6%でトップ。次いで「何もせず寝る・休む」が36.5%、「外食やレジャーに出かける」が32.5%という結果になりました。

注目すべきは、「家でゆっくり過ごす」が理想と現実ともにもっとも多くなっている点。半数以上の人が理想どおりの休日を過ごせていることが分かります。

また、理想では59.3%が望んでいた「外食・レジャー」が、実際には32.5%にとどまっている点も興味深いところ。多くの人が外出したいと思いながらも、何らかの理由で実現できていない現実が浮き彫りになりました。

その理由のひとつが、次に紹介する物価高の影響です。

物価高が変えた休日の風景

同じくJob総研の調査では、84.1%の人が「物価高が休日の過ごし方に影響している」と回答。

具体的な変化として、「外食や外出の頻度を下げた」が48.4%。「家で過ごす時間が増えた」が47.2%。「旅行回数や遠出を控えた」が43.1%という結果になりました。

これらの結果から、物価高という経済的な要因が、休日の選択肢を狭めている現実が見えてきます。

とはいえ、十分なお金がなければ休日を満喫できないのかというと、必ずしもそうではありません。お金をかけなくても充実した時間を過ごす方法は、いくらでもあるのです。

お金をかけなくても充実できる休日の過ごし方

では、お金をかけずに充実した休日を過ごすにはいったいどうしたらよいのでしょうか。ここでは、考え方のヒントから具体的な方法までわかりやすく解説します。

「充実」の定義は人それぞれでいい

どんな休日を「充実」と考えるのか、その定義は人それぞれ。

ソファでゴロゴロしながら好きな映画を観る、SNSをチェックする、ぼーっと窓の外を眺める──こうした一見「何もしていない」時間も立派な休み方のひとつ。たとえ寝て1日を過ごしたとしても、それに罪悪感を感じる必要はありません。

心と体が求めているのは、自分にとって心地よい時間を過ごすこと。他人と比較せず、「自分がリラックスできているか」「満足しているか」を基準に考えましょう

ある人にとっては外出することが充実かもしれませんし、別の人にとっては家でのんびりすることが最高の休日かもしれません。正解はひとつではないのです。

理想の休日に近づくための工夫

Job総研の調査では、52.6%の人が「理想の休み方に近づけるための対策をしている」と回答しました。

具体的な対策として、「睡眠・休む時間の確保」が46.7%でもっとも多く、次いで「楽しみの時間を意識的に作る」が45.7%。「予定を詰めすぎない」が43.7%という結果になっています。

中でも注目したいのが、「予定を詰めすぎない」という回答。充実した休日を過ごそうと張り切りすぎて、かえって疲れてしまっては本末転倒。休日にゆとりを持たせ、余白の時間を大切にする。そんな意識が、満足度の高い休日につながっているようです。

お金をかけずに休日を楽しむ具体的な方法

お金をかけずに休日を楽しむのなら、まずは家でできることから検討しましょう。具体的には、読書、映画やドラマの鑑賞、料理、筋トレ、瞑想などがあります。

外出するのなら、図書館でゆっくり本を読む、公園を散歩する、無料イベントに参加する、銭湯でリフレッシュするといった方法がおすすめ。少額で楽しむのなら、カフェで読書、映画館、日帰り温泉なども選択肢になります。

大切なのは、「自分が心地よいと感じるもの」を選ぶこと。SNSで見た誰かの過ごし方ではなく、自分の気持ちに素直になってみましょう。お金をかけなくても、楽しみ方はたくさんあります。

休日の充実は仕事のパフォーマンスを左右する

休日の充実は、仕事のパフォーマンスにも大きく影響します。Job総研の調査データからも、休日と仕事の密接な関係が見えてきました。

理想の休み方が叶うと、仕事のやる気が高まる

Job総研の調査では、91.8%という圧倒的多数の人が「理想の休み方が叶うと仕事のやる気が高まる」と回答しています。この結果から、休息が仕事のパフォーマンスに直結していることは明らかです。

休日を充実させることは、いわば「パフォーマンスを上げるための戦略的な投資」。しっかり休んで心身をリフレッシュすることで、仕事への意欲が高まり、集中力も向上します。

「休むためにはたらく」のではなく、「より良くはたらくために休む」という視点が必要なのかもしれません。

「休むことも仕事のうち」7割が共感

同じくJob総研の調査では、「休むことも仕事のうち」という考え方に、69.0%の人が共感しています。

年代別に見ると、20代が70.2%でもっとも多く、若い世代ほど休息を重視する傾向が見られました。

かつては主流だった「休まずはたらくことが美徳」という価値観。しかし近年、その価値観は、はたらき方とともに確実に変わりつつあります。

休むことへの罪悪感を持たず、心身の健康を優先する。そんな新しいはたらき方が、特に若い世代を中心に広がっているのです。

職場環境が休日の質を決める

Job総研の調査では、85.2%の人が「理想の休み方の実現と職場環境は関係する」と回答しています。

休日に仕事の連絡が頻繁に来る環境、長時間労働で休日に疲れを持ち越してしまうような職場環境では、充実した休日を過ごすことはできません。

個人がどれだけ工夫しても、職場環境の改善には限界があります。理想の休日を実現するためには、企業側の労働環境整備も欠かせません。

休日にしっかり休める環境を整えることは、従業員のパフォーマンス向上につながり、結果的に企業にとってもプラスになるはずです。

休日の過ごし方にモヤモヤしてるなら転職タイプ診断

休日を思うように過ごせない理由として、仕事の影響が大きいと感じているなら、今のはたらき方が本当に自分に合っているのか、客観的に見つめ直すことが大切です。

dodaの「転職タイプ診断」なら、簡単な質問に答えるだけで、あなたの強みや弱み、向いている仕事の仕方(スタイル)、向いている企業風土などを多角的に診断。

理想の休日を実現するヒントはもちろんのこと、今後のキャリアの方向性もクリアになるかもしれません。



自分らしい休日の過ごし方を見つけよう

「休みの日の過ごし方を見直したい」と思ったら、まず意識したいのが「自分に合った過ごし方」を見つけること。

誰かのSNS投稿のような華やかな休日でなくても、自分が心地よく過ごせているのならそれが正解です。

「休むことも大切な仕事のうち」という認識のもと、その時々の気分や体調に合わせて柔軟に選択していけばOK。

充実した休日は、より良い仕事のパフォーマンスにつながります。自分らしい休日の過ごし方を見つけて、仕事も休日も、ともに大切にしていきましょう。

出典:
Job総研『2025年 休み方実態調査〜悩み編〜』を実施 6割が休息に課題 「5月なのに夏バテ」暑さ疲れで業務に支障 | パーソルキャリア株式会社のプレスリリース
Job総研『2025年 休み方実態調査〜物価高編〜』を実施 「休⽇が経済負担」7 割 外出控え強まり“休むなら稼ぎたい” | パーソルキャリア株式会社のプレスリリース

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