2026.07.13
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寿退社は逃げ?もったいない?令和の男性の寿退社事情と押さえるべきリスクも
結婚を機に仕事を辞める「寿退社」。共働きが当たり前になった今、「もったいない」「逃げなのでは」と言われて悩む人が増えています。さらに最近では、男性が家庭を支えるために退職するケースにも注目が。
この記事では、寿退社のメリットやリスク、令和の男性事情について、Job総研の調査データを交えて詳しく解説します。円満に退職するためのマナーや、将来の再就職戦略まで網羅してお届け。自分たちの幸せな生き方を見つけるヒントにしてくださいね。
ライフステージの変化に伴う「寿退社」という選択
今の時代、結婚後も仕事を続けるのがスタンダードという見方が当たり前に。だからこそ、結婚を機に職場を去る決断には勇気がいりますよね。周囲から「甘えだ」と批判されることもあるかもしれません。しかし、はたらく意味を一つの形に縛る必要はないのです。
結婚という大きな変化の時期に、自分の体力や人生の優先順位を見つめ直す。これは、長期的な幸せを掴むための大切な決断です。他人の意見に振り回される必要はありません。自分とパートナーの幸福を一番に考えていきましょう。
寿退社を選ぶことで得られるメリットと、覚悟すべきリスク
寿退社の大きなメリットは、新しい生活の準備や家事に集中できる点です。現職のストレスから一度完全に離れることで、心身をリフレッシュできるでしょう。
一方で、覚悟すべき現実的なリスクも存在します。自分の収入がなくなるため、経済的にパートナーへ依存しやすい態勢に。また、職歴にブランクができると、将来の再就職でハードルが上がるかもしれません。
「今の仕事が嫌だから」という理由だけで決めるのは危険。あらかじめリスクを理解し、将来のキャリアについてパートナーとしっかり話し合っておくことが大切です。
【損をしない決断のために】一度会社を離れたら、あなたの「今の市場価値」はいくらになる?
寿退社を考える上で、どうしても頭をよぎるのが「経済的な自立の喪失」や「ブランク後の再就職への不安」ですよね。特に一度キャリアをストップさせると、将来社会復帰したくなった時に「年収が大きく下がってしまうのではないか」というリスクは無視できません。
だからこそ、退職届を出す前に「今の自分のスキルや経験が、転職市場でいくらで評価されるのか」を客観的に把握しておくことが極めて重要です。
自分の『適正年収』という明確な基準を知っておけば、パートナーとの将来の生活設計をより具体的に話し合えるだけでなく、「いつでも納得のいく条件で社会に戻れる」という大きな安心感を持って次のライフステージへ進むことができます。
わずか3分、簡単な質問に答えていくだけであなたの想定年収が算出される「dodaの年収査定」を使って、「確かな基準」を手に入れませんか?
現代における「男性の寿退社」のリアル。もったいない?それとも賢い選択?
最近では、女性だけでなく男性が結婚を機に退職するケースも増えています。特に地方を中心に、パートナーの転職や生活環境の変化に合わせて動く「男性の寿退社」が注目されています。
ライフステージの変化に伴う「男性の寿退社」という選択
地方の大手製造業などで、20代後半の優秀な男性社員が結婚を機に退職する「男性の寿退社」が実際に起きています。かつての「男性の年収や地位が上であるべき」という固定観念は終わりを迎えているようです。

背景には、大きく分けて二つの理由があります。一つは「妻のキャリア」を最優先にするはたらき方です。
Job総研の「2025年 共働き意識調査」では、共働きをしていても「キャリア選択に悪影響がある」と答えた女性が73.9%にのぼり、依然として女性側に負担が偏りがちな現実が見えてきます。
だからこそ、「キャリアに乗っている妻の仕事を応援したい」「自分の転勤で妻のキャリアを途絶えさせたくない」と、男性側が退職を選ぶケースが出てきているのです。
もう一つは、結婚に伴う「住環境の変化や家庭への専念」です。たとえば、首都圏でキャリアを築いているパートナーと同居するために、地方ではたらく男性が退職して都会へ出ていくケースや、実家の都合に合わせるケースがこれにあたります。
これまでの激務だった環境を一度リセットし、「まずは家庭の基盤を作ろう」と退職を選ぶなど、二人の生活の最適解を求めて動く男性が増えています。
主夫業や家庭のサポートを選ぶメリットと、覚悟すべきリスク
男性が家庭のサポートに回るメリットは、パートナーのキャリアを後押しし、二人の「ワークライフバランス」を整えられる点にあります。激務から離れて、自分の次のステップを冷静に考えるリフレッシュ期間にもなるでしょう。

しかし、将来的に社会復帰(転職)を目指す場合は、現実的なリスクも直視しなければなりません。
Job総研の「2025年 転職と年収に関する実態調査」によると、転職の失敗定義として最も多かったのは「年収が下がる/期待より低い(32.1%)」でした。さらに「業務がフィットしない(29.0%)」や「職場のカルチャーが合わない(25.3%)」といったミスマッチへの懸念も上位を占めています。
一時的にブランクを作ることで、再びはたらき始める際、こうした「年収ダウン」や「環境の不一致」という壁にぶつかる可能性は否定できません。だからこそ、ただ今の仕事から逃げるのではなく、将来再びはたらくときの「これだけは譲れない条件」を今のうちからパートナーと共有しておくことが大切です。
【ユーザーのリアルな声】寿退社をめぐる葛藤とマインドセット
実際に寿退社を考えた時、みんなどのようなことで悩んでいるのでしょうか。
仕事が辛いから「寿退社」を選ぶのは逃げなのか?
JobQ Townに寄せられたリアルな相談を覗いてみましょう。
Q.結婚を機に地方から上京する男性を見聞きしたことはありますか?
昨今、首都圏の女性との結婚を機に「地方企業を退職し、上京する男性」が増えている現状があるそうです。 いわゆる、「男性の寿転職・寿退職」について、 1.当事者の男性 2.そのパートナーの女性 3.そういった方が知人にいらっしゃる、見聞きしたことのある方 のいずれかに該当するエピソードや相談を受けた内容、コメントを募集しています!
友人の話ですが、女性が大企業(マスコミ関係)に勤務していて、地方への勤務の頃に地方の会社勤務(中小企業)の男性と知り合って結婚し3人の子供に恵まれたが、その後本社の東京へ転勤が決まった時に、収入や将来性の事を考えて男性が仕事を辞めて専業主夫となり転勤した。その後男性は東京で収入は安くても残業が無い仕事を見つけて、妻の仕事を支えている。
結論から言えば、これは全く逃げではありません。結婚という人生の転機を、環境を変えるきっかけにするのは当然のことです。ただし、「今の仕事から離れたい」という消去法だけで専業主婦(主夫)になると、後から社会的な孤立感を抱きやすくなります。
一度ゆっくり休んだ後にどう生きたいか、未来のビジョンを少しでも持っておくと安心ですね。
周囲の「もったいない」という引き止めに振り回されないために
ある程度のキャリアを積んだ時期だと、上司から「今のポジションを捨てるのはもったいない」と言われるケースが多いもの。これで心が揺らいでしまう人も少なくありません。
しかし、周囲の人たちはあなたの人生の責任を取ってくれないのです。大切なのは、他人の評価ではなく自分の意志でキャリアを選ぶ「自律性」。「今は家庭の基盤作りに集中する時期だ」と、自分の選択に自信を持ちましょう。優先順位がはっきりしていれば、周囲の雑音も気にならなくなるはずです。
トラブルを回避して円満に退職するための「マナーとスケジュール」
退職を決めたら、次は職場への伝え方が重要になります。
| 退職までの理想的なスケジュール目安 |
| 3ヶ月前:上司への退職意思の報告・アプローチ |
| 2ヶ月前:業務引き継ぎ計画書の作成・提出 |
| 1ヶ月前:本格的な引き継ぎの実施・有給消化の調整 |
| 退職日:挨拶回りと備品の返却 |
上司への報告はいつまでに?切り出し方と伝えるべき内容
理想としては、引越しや挙式の「3ヶ月前」、遅くとも「2ヶ月前」には伝えるのが鉄則です。まずは直属の上司にアポイントを取り、口頭で報告しましょう。
「結婚に伴い、家庭の事情で続けることが難しくなりました」と伝えるのがスマートです。感謝の気持ちを述べつつ、相談ではなく「決定事項」として伝えることで、スムーズに手続きが進みやすくなります。
残された有給消化と「好印象な引き継ぎ」を両立させるステップ
退職前に悩みがちなのが、たまった有給休暇の消化と業務の引き継ぎのバランスでしょう。円滑な退職には、事前の準備が欠かせません。
おすすめなのは、退職日から逆算した「業務引き継ぎ計画書」を自分で作ることです。タスクを可視化して上司に先手を打って提示すれば、誠実な姿勢が伝わります。
後任への配慮をしっかり見せることで、労働者の権利である有給をすべて消化しつつ、お祝いムードのまま気持ちよく送り出してもらえるでしょう。
寿退社後のキャリアはどうなる?「ブランク」を作らないための再就職戦略
一度会社を辞めたら、もう元のキャリアには戻れないのでしょうか。
専業主婦・主夫期間を「キャリアの充電期間」に変える方法
一度家庭に入ったからといって、あなたの市場価値がゼロになるわけではありません。現在の転職市場では、ライフステージが落ち着いた人材を歓迎する求人も増えてきています。
ブランク期間をただの空白にしないためには、この時期を「キャリアの充電期間」と位置づけるのがおすすめ。在宅でできるリスキリングとして、ITスキルや資格の勉強を始めてみるのも良いでしょう。
クラウドソーシングなどを活用して、細く長く社会と繋がり続けることも有効です。これが、将来の社会復帰をスムーズにする強力な武器になります。
まとめ:寿退社はこれからの人生を自分らしく進めるための選択肢
多様なはたらき方が選べる今、伝統的な「寿退社」は時代遅れに見えるかもしれません。しかし、人生の大きな変化のタイミングで一度立ち止まるのは、これからのキャリアを長く守るための選択肢です。
はたらくことの正解は一つではありません。目先のブランクや、周囲の冷たい目に怯える必要はないのです。自分とパートナーの幸せを第一に考えましょう。自律的に選んだその決断に誇りを持って、新しい人生の第一歩を力強く踏み出してくださいね。










