2026.07.24
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キャリア迷子の実態を調査!綺麗事なしの自分軸の作り方3ステップ
「今の仕事をこのまま続けていていいのだろうか」 「周りはどんどんステップアップしているのに、自分には社外で通用する強みがない気がする」
このようなはっきりしない焦りやモヤモヤを抱えていませんか?
SNSを開けば、同期の昇進、友人の起業、そして結婚や出産によるライフステージの変化が嫌でも目に入り、毎晩のように「置いていかれている感」に苛まれることもあるかもしれません。
しかし、あなたが抱えているその不安は、決して特別なものではありません。Job総研が実施した最新の意識調査をもとに、キャリア迷子の実態と、そこから抜け出すためのステップを解説します。
キャリア迷子とは?
「キャリア迷子」とは、これまでの経験やスキルはあるものの、将来の方向性が見えなくなり、漠然とした不安に襲われて立ち止まってしまう状態を指します。
「やりたいことが分からない」と感じたり、「この会社を辞めても通用する専門性はあるのか?」と不安になったり、「このままで良いのか」と焦りを感じたりします。
特に20代をがむしゃらに駆け抜け、仕事も一通りこなせるようになった30代前後のビジネスパーソンに多く見られる現象です。能力が低いから迷うのではなく、むしろ真面目にキャリアを築いてきたからこそ直面する「次なるステージへの分岐点」と言えます。
【2026年最新!調査データ】キャリアに不安を抱える人は78%
実際、Job総研が実施した「2026年 キャリアに関する意識調査」によると、今後のキャリアに不安を感じている人は全体の78.9%にのぼりました。

「キャリアに迷うのは自分だけではないか」と不安に思っているのなら、その必要はありません。
はたらく人の大半が同じように「このままでいいのか」という問いを抱えながら日々はたらき、模索しているのです。
その不安の正体は?じつは「漠然としたモヤモヤ」が6割以上
では、その不安の具体的な中身は何なのでしょうか。
Job総研「2022年 キャリアに関する意識調査」によると、明確な不安がある人(34.6%)よりも、「漠然とした不安がある(65.4%)」と回答した人が圧倒的多数を占めました。

「今の会社が致命的に嫌いなわけではないけれど、この延長線上に自分の望む未来があるのか分からない」という、言葉にできないモヤモヤに多くの人が直面していることがわかります。
理由がはっきりしないからこそ、対処法が分からず、焦りだけが空回りしてしまう。まさに「キャリア迷子」の状態と言えるでしょう。
【2026年最新調査結果】これがキャリア迷子の本音。55.9%がぶつかる「年収の壁」
「キャリア迷子」の背景にあるのは、単にやりたいことが見つからないというマインド面の問題だけではありません。経済面や環境の問題も複雑に絡み合っています。
実際、Job総研「2026年 キャリアに関する意識調査」では、「どのような悩みがあるか」という質問に対し、最も多かった回答は「年収・収入(55.9%)」。次いで「はたらき方(45.4%)」、「はたらき方と年収のバランス(40.9%)」と続いています。

綺麗事抜きに言えば、多くの人が「今のはたらき方のままでいいのか」という理想と、「生活や将来のためにお金を稼がなければならない」という現実の板挟みにあって、身動きが取れなくなっているのです。
さらに、34.3%の人が「スキル・専門性」への危機感を抱いており、これが焦りをさらに加速させています。
年代別のキャリアに対する不安
キャリアの悩みは、ライフステージや年齢によってその中身が変化します。Job総研「2022年 キャリアに関する意識調査」に寄せられた、各年代のリアルな不安の声を見てみましょう。
<20代>
- 入社前に感じた印象と悪い意味でのギャップが大きくてキャリアビジョンが描けない
- 今の仕事がIT化された際の人員削減とその後のキャリアが不安
- 自身がどうなりたいかが定まっていないので将来が不安
<30代>
- キャリアアップをするために転職するか、この先も現職を全うするかの判断が定まらない
- 現職では年収が上がる兆しが見られないので転職を考えるがそれがベストな選択なのか不安
- 今の会社では通用するスキルは身についたけどこのままで良いのか不安
<40代>
- 収入が上がる兆しが見えず、このままで住宅ローンを払い続けられるか不安
- 同じ会社に20年勤務しており、外の世界とギャップを感じ転職にも踏み出せない
- 妻子持ちで共働きですが生活していくのでギリギリなので、子供にかかるお金が不安
<50代>
- 今後定年が延長されるが、その年になって現役で働けるか不安
- 定年退職後に今の職場で働く自信がないので再就職できるか不安
- 定年まで働いても老後資金は確実に足りないので、定年後の収入源が不安
このように、ライフステージや年齢によって悩みの形は違えど、どの年代であってもキャリアへの迷いや葛藤は尽きません。「キャリア迷子」は特定の世代だけのものではなく、はたらくすべての人に共通する人生の課題といえるでしょう。
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「今の仕事のままでいいのか」「自分には社外で通用する強みがない」という漠然としたモヤモヤは、一人でノートに向かって自己分析をしていても堂々巡りになりがちです。
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悪循環を防ぐ!キャリア迷子のときにやってはいけないこと
モヤモヤが極限に達すると、そこから逃れたい一心で衝動的な行動に出てしまいがちです。ここではキャリア迷子に陥った際、やってはいけない3つの行動を紹介します。
勢いで退職・転職する
「今の環境を変えればすべてが解決するはず」と、勢いで会社を辞めたり、転職活動に飛び込んだりするのは危険です。
自分の「キャリアの軸」が定まっていない状態で求人票を見ても、年収や企業のネームバリューといった目先の条件に目を奪われるだけです。
その結果、エージェントから紹介される求人に「どれもピンとこない」とさらに迷走したり、運よく転職できたとしても、数年後に「本当にこれがやりたかったんだっけ?」と再び迷ってしまったりするリスクが高いです。
自己分析にばかり時間を使う
真面目で責任感が強い人ほど、キャリアに行き詰まったときに「自分の内面に答えがあるはずだ」と考え、自己分析に没頭しがちです。
しかし、「やりたいことを見つけなければ」と、家の中にこもって1人で自己分析ノートを書き続けるのも、注意が必要です。
頭で考えていても、「自分は何者か」「何がしたいのか」の完璧な答えが出ることは、ほとんどありません。堂々巡りになったり、客観的に自分を見れず、転職活動で機能しない自分よがりの内容になりがちです。
他人と比較する
同年代の人が楽しそうに働いていたり、新しい挑戦をして結果を出していたりする姿を見ると、どうしても焦りを感じてしまうのではないでしょうか。しかし、私たちがSNSなどを通じて目にしているのは「その人の人生のほんの一部分」に過ぎません。
あなたには、あなたの歩んできた人生があり、その過程で着実に培ってきたスキルや経験が必ず存在します。それにもかかわらず、他人の切り取られた姿と自分の日常を比較し続けてしまうと、「私には何もない」という錯覚が強くなってしまいます。
他人のキャリアは、あなたの人生の正解ではありません。比べるべきは「他人」ではなく、「過去の自分自身」です。
キャリア迷子から抜け出し「自分軸」を見つける3つのステップ
キャリア迷子から抜け出すにはどうしたらいいのでしょうか。自分だけのキャリアの軸を見つけるための3つのステップを紹介します。
現状の整理と自己分析
まずは、自分の頭の中を棚卸しし、現状を整理しましょう。具体的には以下のようなアクションが有効です。
- やりたくないことリストを作る:「やりたいこと」が分からなくても、「これだけは絶対に嫌だ」は明確なはずです。例えば「毎晩遅くまでの残業は嫌」「数字だけのピリピリした評価制度は嫌」など、やりたくないことリストを作成してみましょう。消去法で削ることで、本当に大切にしたい価値観が見えてきます。
- できることの棚卸し:職種で語るのではなく、「散らばった意見を整理する」「他部署との調整を円滑にする」といった、どんな環境でも持ち運べる汎用的なスキルにフォーカスして自分の強みを書き出してみましょう。
- 重視するものの優先順位付け:「年収」「はたらき方」「スキル」など、はたらく上で今の自分が最も譲れない要素はどれなのか、順位をつけてみましょう。
小さなアクションで視野を広げる
一人では「自分軸」に気づきにくいものです。他人との対話や客観的な視点を通じて、自分自身の感情や反応を鏡のように映し出すことが、近道になります。
以下のような小さなアクションで視野を広げてみましょう。
- 本を読む:ビジネス書に限らずさまざまな本を読むことで、他人の人生の選択や異なる価値観に触れ、思考の選択肢を増やします。
- 異業種の人と話す:会社の外にいる知人や友人と話すことで、「自分の会社では当たり前だったことが、実は社外でも重宝される強みだった」と客観的に気づくきっかけになります。
- 副業やボランティアに挑戦してみる:今の仕事を辞めるリスクを冒さずに、新しい環境で自分のスキルを試す絶好の機会になります。
「社外の人脈がない」「いきなり異業種交流会に行くのはハードルが高い」という20代・30代の方には、『MIRAIZ Hub(ミライズハブ)』のような無料1DAYイベントの参加がおすすめです。
転職を前提とせず、カードゲームやワークショップを通じて同世代とキャリアの悩みをフラットに語り合える場なので、無理なく視野を広げ、自分の大切にしたい価値観を再発見することができます。
イベントの最後には職種別にワイワイ話ができる時間も設けられているので、気負わずに視野を広げ、自分の大切にしたい価値観を見つけることができます。
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転職エージェントに相談する
自分一人で悩んでいると、どうしても現在の不満や目先の条件だけに視野が狭くなりがちです。そこで第三者であるプロの視点を介すことで、頭の中がクリアに整理され、客観的な自分軸が見えてくるようになります。
エージェントを活用する最大のメリットは、質の高い「壁打ち」によって思考が言語化される点にあります。「なぜそう思うのか」という問いかけによって、自分では自覚していなかった無意識の価値観や優先順位が引き出されます。
さらに、自分にとっては当たり前すぎて大した実績ではないと思い込んでいた経験が、他社から見れば非常に貴重なスキルであると気づかされるケースも少なくありません。
「求人にピンとこない」と一人で迷走してしまう前に、まずはプロとの対話を通じて、自分の本当の強みと価値観を客観的に構造化してみましょう。
キャリア迷子に関するよくある質問
キャリア迷子に直面している方が陥りがちな悩みにお答えします。
Q.やりたいことがありません
「自分がやりたいことを仕事にする」のが理想だと思いますが、そもそもやりたいことがありません。
やりたいことがなくても、まったく問題ありません。
世の中の多くのビジネスパーソンは、最初から天職に出会っているわけではありません。大切なのは「やりたいこと」を探すことではなく、日々の業務の中で「この作業をしているときはストレスがない」「誰かに感謝されて嬉しかった」という小さな心地よさを見つけていくことです。
それが積み重なった結果、後から「これが自分の軸だったんだ」と気づくでしょう。
Q.結婚や出産のタイミングを考えると動けません
今の会社は激務なので結婚出産を考えると続けるのが難しい気はしています。しかし、やりがいは感じており、どうすればいいのか迷っています。
ライフイベントを控える時期は、キャリアの選択に最もブレーキがかかりやすい瞬間です。ここで知っておいてほしいのは、自分軸とは「一度決めたら変えてはいけないもの」ではないということです。ライフステージに応じて、しなやかに変化させていいのです。
今は「キャリアを大爆発させる時期」なのか、それとも「働きやすさや安定を担保する時期」なのか。その時々の優先順位を自分で納得して選択すること自体が、立派な「自分軸」といえます。
他人や世間の声に惑わされず、あなただけの軸を信じよう
Job総研の調査データが示す通り、はたらく人の78.9%が今後のキャリアに不安を抱えており、その6割以上が理由の明確でない「漠然としたモヤモヤ」に直面しています。
このモヤモヤから抜け出すために必要なのは、「強い気持ちを持つ」といった精神論ではなく、客観的な現状の把握と具体的な行動です。焦って勢いで退職・転職に踏み切ったり、他人と比較して「自分には何もない」と錯覚したりする必要はありません。
まずは「やりたくないことリスト」の作成や「できることの棚卸し」で現状を整理し、本を読むことや異業種の人と話すといった小さなアクションから視野を広げていきましょう。自分一人で行う自己分析が堂々巡りになってしまうときは、プロの視点を介して思考を構造化するのも確実な一歩になります。
自分軸とは、一度決めたら変えてはいけない頑固なものではなく、あなたの状況やライフステージに応じてしなやかに変化させていくもの。まずは本記事で紹介した3つのステップを一つずつ実践し、あなた自身が納得できる「自分だけの軸」を少しずつ形作っていきましょう。








