2026.07.14

NEW

職場の苦手な人を気にしない方法は?タイプ別対処法とやってはいけないNG行動も

職場で苦手な人に悩み、「自分が悪いの?」とストレスを抱えていませんか?そのモヤモヤは決してあなたの心が狭いせいではありません。本記事ではJob総研のデータをもとに、職場で苦手な人ができる心理的背景と、明日からすぐ実践できる対処法を解説します。

「なぜあの人が苦手?」職場で苦手な人ができる理由

まずは、なぜ職場で人間関係のストレスが生まれるのか、そしてなぜ特定の相手に苦手意識を感じてしまうのか、その理由を見ていきましょう。

職場の人間関係にストレスを感じる人は多い?

Job総研が実施した「2025年 職場のストレス実態調査」によると、働く環境(いわゆるブラック環境・ホワイト環境)に関わらず、「人間関係」は常にストレス原因の上位にランクインしています。

どれだけ労働時間が適切で、福利厚生が整っている「ホワイト」とされる職場であっても、人間関係の悩みは尽き無いもの。

会社勤めの場合、基本的に一緒に働く人を選べないため、どのような環境に身を置いても「苦手な人」が存在する可能性は高いです。だからこそ「相手を変える」のではなく「付き合い方を工夫する」スキルが重要になります。

職場の人を苦手だと感じるのはなぜ?

相手の言動に必要以上にイライラしたり、精神的な負担を感じたりしてしまう場合、そこにはあなた自身の「心のクセ」が関係しているかもしれません。

ここでは代表的な2つの心理的メカニズムをご紹介します。

自分の中の「〜すべき」というルールが強い 

「職場では周囲に配慮すべき」「感情的になるべきではない」などと、義務感に取り憑かれて自分や他人を縛ることを「べき思考」と言います。

多くの人が「べき思考」を持っていますが、べき思考が強くなりすぎると、自分の価値基準に合わない人にイライラしたり、怒りやすくなったりします。結果、職場の人間関係にも不満を感じやすくなるわけです。

「私は我慢しているのに」という抑圧の裏返し

人は、自分が必死に抑え込んでいる行動を目の前で堂々とやっている人に対して、強い嫌悪感を抱く傾向が。

「私は嫌なことがあっても笑顔を心掛けているのに、なぜあの人は不機嫌な態度が許されるのか」という理不尽さへの怒りが、苦手意識を肥大化させている可能性があります。

自分がどちらの心のクセに囚われているかを知るには、相手を「苦手だ」と感じた瞬間の状況や、そのときの感情をノートなどに書き出してみるのがおすすめです。

自分の本音をじっくり紐解いたとき、相手に対して「社会人として許せない」と感じるなら「すべき思考」、逆に「自分ばかり我慢していてずるい」「本当はあんな風に振る舞えて羨ましい」と感じるなら抑圧の裏返しに当てはまる可能性が高いでしょう。

このように感情の正体を紐解き、「相手を変えるのではなく自分を知る」ことができれば、あの人に振り回されていた心の負担はグッと軽くなるはずです。

いまの職場に耐え続ける価値はある?あなたの「本当の市場価値」

職場の苦手な人と毎日顔を合わせるだけで、気付けば心も体もすり減ってしまいますよね。真面目な人ほど「自分の工夫が足りないせいだ」と我慢してしまいがちですが、理不尽な環境で心をすり減らし続ける必要はまったくありません。

もし「もう限界かもしれない」と感じているなら、一度立ち止まって「今の自分のスキルや経験が、他の職場でどれくらい評価されるのか」を客観的に確かめてみませんか?

年収査定_赤グラフ

あなたを正当に評価し、のびのびと働ける環境は、今の会社の外にたくさん広がっています。「自分には他に行く場所がある」という心の余裕(選択肢)を持つだけでも、明日からの気持ちは驚くほど軽くなるもの。

わずか3分、簡単な質問に答えるだけあなたの想定年収が算出される「dodaの年収査定」を使って、もっと自分らしく輝ける未来の可能性をチェックしてみましょう。

\ 2026年最新の転職市場データから算出 /
【3分で判定】あなたの適正年収を今すぐ査定する(無料)

ボタン_赤

職場の苦手な人との付き合い方

苦手な相手に振り回されず、仕事のモチベーションを保つためにはどうしたらいいのでしょうか。
職場の苦手な人との付き合い方を4つ紹介します。

「無理に好きにならなくていい」と割り切る

職場は友人を作る場所ではなく、協働して成果を出すためのプロフェッショナルが集まる場です。そのため、相手の人間性まで好きになる必要は一切ありません。

「仕事を進める上での利害関係者」あるいは「業務を円滑に回すためのシステム」と割り切るだけで、心がスーッと楽になるはずです。相手に過度な期待をせず、感情を挟まずに「業務上の会話」だけに注力してみましょう。

「苦手でも、仕事さえ滞りなく進めば100点満点」と自分の中の合格基準を下げることが、毎日の心の平穏を保つためのコツです。

感情を挟まず「仕事上の役割」に徹する

相手を「苦手な人」と捉えるのではなく、自分も相手も「それぞれの役割を演じている役者」だと考えてみてください。職場という舞台の上で、ただ業務用のセリフを交わしているだけだと客観視するのがポイント。

感情のスイッチをあえてオフにし、業務上必要なタスクのやり取りだけに徹底して集中することで、相手のトゲのある言い方や不機嫌なトーンに心が乱されなくなります。

「この人はこういう役回りのキャラクターなんだ」と一歩引いた視点(メタ認知)を持つことが、職場の人間関係で余計なエネルギーを消耗しないための賢い防衛策です。

一定の距離を保つ

苦手な相手とは、業務に支障を出さない範囲で「物理的・心理的な接点を最小限にする」のが鉄則です。感情を交えず、事務的に付き合うことで角を立てずに距離を保つことができます。

具体的には以下のような対応が挙げられます。

  • 業務連絡のみに徹底し、プライベートな雑談には深入りしない
  • オーバーリアクションを避け、丁寧でありながらも淡々とした対応を心がける
  • 趣味や休日の予定を聞かれても、当たり障りのない返答にとどめる

相手の長所にも目を向ける

感情的にはどうしても受け入れられない相手であっても、「資料作成のスピードだけは異常に速い」「トラブル時の決断力はある」など、相手のビジネスパーソンとしての強みを1つだけ探してみましょう

これは相手を許すためではなく、あなた自身の嫌悪感を和らげるための「心のライフハック」です。

人としての相性は最悪でも、部分的にでも「ここはプロとして利用できる、学べる」というリスペクトの目を持つことで、相手へのイライラは驚くほど軽減されます。多面的な視点を持つことは、苦手な人に自分の感情を支配されないための強力な武器になります。

【タイプ別】職場の苦手な人への接し方

職場でよく遭遇する「苦手な人の4つのタイプ」について、それぞれの特徴に合わせた対処法をまとめました。

高圧的な物言い・マウントをとる人

自分の優位性を示したがり、言葉が強く威圧的な人には、反論も拒絶もしない「ローリアクション」が正解です。「そうなんですね」「さすがですね」と、表情を変えずに淡々と受け流し、相手の承認欲求の波が去るのを静かに待ちましょう。

このタイプは、あなたの「怯え」や「怒り」といった感情的な反応を栄養にして、さらに態度をエスカレートさせる習性があります。

あえてお辞儀やお礼のトーンを一定に保ち、心の中で「またマウントが始まったな」と傍観者になることで、相手は「この人には手応えがない」と諦め、次第に標的から外れていくようになります。

不機嫌を撒き散らす人

朝の挨拶は無視、ため息をつく、ドアを大きな音で閉めるなど、周囲に不機嫌を撒き散らす人には、「相手の機嫌の悪さは、100%相手の課題である」と心の中で明確にラインを引きましょう。

真面目な人ほど「私が何か怒らせることをしたかな」と不安になりがちですが、相手の感情の起伏に付き合う必要は一切ありません。

「今日は天気が悪いから機嫌が悪いんだな」「またいつもの不機嫌アラートが鳴っているな」くらいに冷ややかに捉え、腫れ物に触るように気を遣うこともせず、物理的にも精神的にも距離を置いてそっとしておくのが大人の対応です。

仕事を丸投げする人

自分の仕事を「これお願い」と雑に部下や後輩に振る人や、指示が二転三転する人には、口頭だけで引き受けず、チャットやメールなどの「テキスト」で記録を残しましょう。後から「言った・言わない」のトラブルになるのを防ぐためです。

丸投げされた際は、その場で安請け合いせず「〇〇の件、承知いたしました。現在の私のタスク状況ですと、納期は〇日頃になりますがよろしいでしょうか」と、自分の状況を客観的な数字で可視化して相手にボールを戻すのが効果的です。

このように期限やタスク量をあえて相手に「選択・判断」させることで、無責任な丸投げや急な方向転換に振り回されるリスクを劇的に減らすことができます。

愚痴やネガティブ発言ばかりの人

会うたびに会社の不満や他人の悪口を言い、周囲のエネルギーを吸い取る人の話を親身になって聞いてはいけません。うっかり同調すると「あの人も同じことを言っていた」と巻き込まれ、あなた自身の職場での評価や信頼まで下がってしまうリスクがあるからです。

このタイプには「そうなんですね」「大変ですね」と当たり障りのない相槌で共感を示すポーズだけ取りつつ、深入りせずに聞き流しましょう

そして「あ、次のミーティングの時間なので失礼します」「急ぎでチャットの返信をしなければいけないので」と、仕事の用事を理由にして早々にその場を立ち去るのがスマートです。物理的な距離をこまめに置くことで、ネガティブな泥沼に引きずり込まれるのを防ぐことができます。

関係悪化を招く!やってはいけない「NGな態度・行動」

どれだけ相手が苦手であっても、こちら側の対応を一歩間違えると、自分の社内評価や居心地を悪くしてしまうリスクがあります。特に以下の2点には注意しましょう。

あからさまな無視や、感情的な反論

挨拶を無視したり、業務連絡を意図的に怠ったりすることは、どんなに相手に非があったとしても、結果的にあなた自身の「プロ意識」や社会人としての評価を疑われる原因になってしまいます。

また、相手の理不尽な態度に耐えかねて、感情的に正論をぶつけてしまうのも逆効果です。プライドを傷つけられた相手がさらに頑なになり、余計な衝突や泥沼のパワーゲームに発展して、業務そのものが滞ってしまうリスクがあります。

どれだけイライラしても、苦手な相手にこそ「社会人としての大人の対応」を心がけましょう。こちらが非の打ち所がない対応を貫くことで、相手の子どもじみた態度を周囲にアピールできます。

周囲に愚痴を漏らす

同じ不満を持つ同僚に少し愚痴る程度ならデトックスになりますが、社内のあちこちで特定の人の悪口を言い触らすのはNGです。「職場の和を乱す人」「ネガティブな人」というレッテルが、巡り巡ってあなた自身に貼られてしまう危険性があります。

相談する場合は、信頼できる上司や人事など、解決権限を持つ人に「事実ベース」で伝えるようにしましょう。

職場の人間関係に関するよくあるお悩みQ&A

現場で働くビジネスパーソンから寄せられるリアルな疑問に、お答えします。

Q. 先輩からのチャットが冷たく、怒っているのではないかと不安になります。

テキストコミュニケーションは、表情や声のトーンが見えないため、普通の文章でも2割増しで冷たく、怒っているように感じられやすい性質があります。相手は単に「効率的に用件だけを伝えている」だけの可能性が非常に高いです。

絵文字がない、句読点だけ、といった表面的な部分に感情を引っ張られず、「書かれている情報」だけに集中する訓練をしてみてください。

Q. 部署の全員が「あの人は苦手」と言っている名物社員がいます。チームの雰囲気が最悪なのですが、一般社員の私にできることはありますか?

自分一人で改善しようとせず、効率的に仕事をこなすことに集中しましょう。 真面目な方ほど「職場の雰囲気を良くしなければ」と考えがちですが、他人の性格や職場の空気の抜本的な改善は、マネジメント層や人事の仕事です。あなたが個人のエネルギーを使ってまで解決しようとする必要はありません。

周囲の同僚とも「あの人の件は割り切って、私たちは淡々とやろう」と緩やかに連帯し、傷を舐め合うのではなく、業務の効率化に意識を向けましょう。

まとめ

職場の人間関係は誰もが直面する課題です。

職場の苦手な人は変えられませんが、あなた自身の「捉え方」と「コミュニケーションの取り方」は今日から変えることができます。

特定の相手を苦手と感じるのは、あなたの「真面目さ」ゆえの心のクセが原因かもしれません。まずは感情を書き出し、「苦手だ」と感じる背景にある自分の本音を紐解いてみましょう。

大切なのは、相手を変えようとせず、「仕事上の役割」に徹すること。無理に好きになる必要はありません。タイプ別の対処法を実践し、適切な距離を保ちながらスマートに受け流すのが自分を守るコツです。

参照:Job総研「2025年 職場のストレス実態調査」

関連記事

現在開催中のイベント

-AD-PERSOL MIRAIZのサイトに遷移します-

アクセスランキング

           
  • 1

    無視される職場からは離れるべき?無視する人の心理や職場での対処法を紹介

                   はたらきかたのヒント                

    2026.07.03

  •        
  • 2

    退職理由ランキングと”辞めてもいい3つのサイン”!面接で勝てる言い換え集も解説

                   はたらきかたのヒント                

    2026.07.03

  •        
  • 3

    「悩んでるの、私だけじゃなかった!」同世代と本音で話せる、20代の『MIRAIZ Hub』潜入レポート

                   取材記事                

    2026.07.03

はたらくモヤモヤを相談するなら

バナー

  -JobQ Townのサイトに遷移します-

dodaのおすすめ診断

バナー
バナー
バナー
バナー
バナー

-AD-dodaのサイトに遷移します-