2026.06.25
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転職が怖いのはなぜ?フェーズ別の不安の正体と解決策を紹介!
初めての転職に「怖い」と不安を感じる人は少なくありません。本記事では、Job総研の調査データをもとに多くの人が転職を怖いと感じる理由を紐解き、その恐怖心を解消して前向きな一歩を踏み出すための具体的な対処法をわかりやすく解説します。
「職場を辞められない」経験者は半数以上!転職への不安がブレーキに
転職を考えつつも、不安から行動に移せないビジネスパーソンはどのくらいいるのでしょうか。
Job総研『2025年 退職に関する意識調査』によると、54.9%が「辞めたくても辞められなかった経験がある」と回答しました。半数以上の人が、現状に不満や課題を抱えながらも転職をためらっているのが実態です。

では、なぜこのような不安を抱えてしまうのでしょうか。ビジネスパーソンが抱える不安や怖さの正体を紐解いていきましょう。
転職が怖い・一歩を踏み出せない5つの理由
「今の環境を変えたいけれど、転職活動を始めるのが怖い」と感じる背景には、具体的にどのような不安があるのでしょうか。

Job総研が2025年実施した「退職に関する意識調査」内で「職場を辞められなかった理由」を聞いたところ、多くの人が「見えない未来へのリスク」に不安を感じて足がすくんでいることが分かりました。
ここでは、調査結果の上位回答とあわせて、転職活動において抱きがちな5つの不安の正体を紐解いていきましょう。
①転職先が見つかるか不安(調査1位:76.9%)
Job総研の調査で圧倒的1位となったのが、「そもそも次の職場が無事に見つかるだろうか」という、転職活動そのものの成否に対する不安です。
特に初めての転職やブランクがある場合、「自分を必要としてくれる企業なんて本当にあるのだろうか」と、自分の市場価値に自信が持てず、応募ボタンを押すことすら怖くなってしまう人は少なくありません。
さらに、いざ活動を始めても不採用の通知が何社か続くと、あたかもこれまでのキャリアや自分自身の人格までをすべて否定されたような強い錯覚に陥りがち。
「次も落とされたらどうしよう」と傷つくことを恐れるあまり、「それなら今の職場に不満があっても、我慢して働き続けるほうが精神的に楽かもしれない」と、挑戦する前に足がすくんでしまうのがこの不安の正体です。
②一時的に収入が減る不安(調査2位:38.6%)
ランキングで2位となったのは、日々の生活に直結するお金にまつわる不安です。 特に未経験の業界や職種へ挑戦する場合、これまでの実績がリセットされる扱いになり、スタート時の提示額が今の給与水準を下回ってしまうリスクがあります。
仮に「将来的なキャリアアップや昇給が見込める」と頭では分かっていても、目先の月収が下がるとなれば話は別です。「毎月の家賃やローンの支払いは大丈夫か」「これまで通りの生活費や将来への貯蓄が維持できなくなるのではないか」という現実的な危機感がブレーキになります。
特に年齢を重ね、家族や守るべき生活がある人ほど、収入ダウンのリスクを前にして「今の会社に留まるしかない」と転職を踏み止まってしまうのです。
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③現職より悪い環境になる不安(調査3位:34.0%)
3位にランクインしたのは、「せっかく勇気を出して環境を変えたのに、前より悪い職場を引き当ててしまったらどうしよう」という、いわゆる“転職ガチャ”への恐怖心です。
現職にどれほど不満があっても、すでに業務の流れや社内ルールを把握しているため、ある種の「見えている安心感」があります。
しかし新しい職場となれば、実際の残業時間や有給の取りやすさ、上司のマネジメントスタイルなど、求人票や面接だけでは見抜けないブラックボックスな部分が多すぎます。
「今よりもさらに過酷な労働環境に置かれ、心身を壊してしまったら取り返しがつかない」というリスクを恐れるあまり、現状に不満を抱えながらも「これならまだ今の会社にいた方がマシかもしれない」と、妥協の選択をしてしまうのです。
④転職先の人間関係やミスマッチ
ここからは、調査の上位以外にも多くの人が抱えがちな不安を見ていきましょう。
転職活動において、多くの人が不安を感じているのが「新しい職場の人間関係」です。どれだけ条件が良い会社であっても、高圧的な上司や理不尽な同僚がいては安心して働けず、心身を壊してしまいかねません。
しかし、実際の人間関係や職場のリアルな雰囲気は、数回の面接や求人票だけで見極めるのは難しいもの。「もし新しいチームに馴染めなかったらどうしよう」「また人間関係で悩みたくない」という、入社してみないと分からない不確実な恐怖が、転職への大きなブレーキになってしまいます。
Q.転職したいのですが怖くてできませんどうすればいいですか?
私は転職を1回したことがあります。
1回目の転職は新卒で入った会社がハードワークすぎて肉体的にも精神的もきつくなり転職しました。
その後資格を取得して現在の会社で勤めているのですが、定型業務ばかりでどうしてもやる気が起きません。
人間関係も恵まれているとはいえず、陰口を言う人や噂話が好きな人が多いのでどうしても転職したいです。
しかし今回の失敗からもっとひどいところに転職したらどうしようと色々考えてしまいます。
良い企業の見つけ方などがありましたらご回答よろしくお願い致します。
どれくらいの間、転職を考えていたのでしょうか?
長いのなら平気だと思います。
反対に短期間で結論に至ったなら、危険かと…
勤務年数は転職で大いに影響しますので。
多分ですが、エージェントに率直に話されるのが良いかと。
ハードでなく変化に富み、かつ人間関係の風通しの良い企業を紹介してくれるかもしれませんよ。
⑤転職活動に割く時間やエネルギーがない
日々の業務が忙しい人ほど、「転職活動を進める余裕がない」という現実に直面します。求人探しから履歴書の作成、面接のスケジュール調整まで、はたらきながら転職活動を行うには想像以上のエネルギーが必要です。
「今の仕事をこなすだけで精一杯なのに、これ以上頑張れない」「疲れすぎて自分の未来を考える余裕がない」という心身の疲弊そのものが、転職へのハードルを上げています。動き出すパワーが残っていない状態が、転職を遠ざける大きな原因になっているのです。
このように「絶対に良くなる保証がないのなら、転職をしない方がいいのではないか」と思うのは当然のことでしょう。
もしひとりで抱え込んでいるなら、自分のことだけをじっくり話せる「MIRAIZキャリアコーチ」に相談してみるのがおすすめ。
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まずは気持ちを吐き出すところから始めてみませんか?

転職活動の「フェーズ別」で変わる不安と怖さの正体
転職に対する不安を克服するには、自分が今どの段階で、なぜ不安を感じているのかを理解する必要があります。不安の正体はフェーズごとに変化するため、それぞれおさえておきましょう。
転職活動前
まだ履歴書すら書いていない段階での怖さは、人間が持つ「現状維持バイアス」が原因です。現状維持バイアスとは変化を嫌い、リスクを過大評価する心理を指します。
たとえば今、職場の人間関係が悪く、辛い思いをしていても、すでに経験済みのため「どう対処(我慢)すればいいか」が分かっています。一方、転職すればより良い環境が手に入るかもしれませんが、同時に「もっと酷い環境かもしれない」というリスクがあります。
そのため、「今の職場も、悪いことばかりじゃない」と、現状を正当化しようとするブレーキがはたらきがち。こうした未知への漠然とした不安が、転職活動前の怖さの正体です。
転職活動中
いざ転職活動を始めると、怖さは「自分の市場価値を突きつけられる恐怖」へと変わります。
転職活動では書類選考や面接など、他社から評価されるシーンが多々あります。不採用通知が届けば、単に選考に落ちたという事実を超えて、「これまでの自分のキャリアや、ビジネスパーソンとしての人生そのものを否定された」かのような錯覚に陥り、想像以上のショックを受ける人も珍しくありません。
しかし、ここで知っておいてほしいのは、選考の合否はあなたの「人間性や能力の優劣」を決めるものではないということ。
採用はどこまでいっても企業との「条件やタイミングのマッチング」でしかありません。この構造をあらかじめ理解しておくことが、活動中の過度な恐怖から自分を守る盾になります。
内定後・入社直前
無事に内定を獲得し、ゴールしたはずのタイミングで襲ってくるのが、いわゆるマリッジブルーに似た「本当にここでいいのか」という恐怖です。
この時期の不安の正体は、「選ぶことによって、現職に留まる選択肢も含め他のすべての可能性を失う」という、喪失への恐怖です。
内定承諾書にサインをする瞬間、急に「現職の良いところ」ばかりが輝いて見え始めるかもしれません。そんな時は、転職活動を始める前に抱いていた「現職への不満」や「転職で実現したかった目的」をノートに書き出してみてください。
また、「オファー面談」の場で、疑問点や入社後のミスマッチになりそうな要素をすべて書面でクリアにしておくことも、不安をなくすための有効な手段でしょう。
転職が怖くても「動くべき人」と「今は動かない方がいい人」
「転職が怖い」と感じる時、それでも動くべき人と動かない方がいい人の違いはなんでしょうか。ここでは今動くべき人、踏みとどまるべき人の特徴をそれぞれ紹介します。
今すぐ動くべき人の特徴
- ストレスで睡眠障害や体調不良など、心身に不調が出ている
- スキルが身につかない定型業務ばかりなど、市場価値の低下を感じる場合
- キャリアの目標ややりたいことがあるが、現職では実現不可能な場合
上記に当てはまる人は、「転職が怖い」からと現状維持を続けること自体が、かえって大きなリスクになっている状態かもしれません。
特に心身の不調は、限界を迎えている脳や体からの重大なサイン。一度崩れてしまうと、回復までに長い時間が必要です。
また、時間や若さは有限です。現職に留まることで「市場価値が下がり続ける」「理想が潰される」ことが明確なのであれば、恐怖心を乗り越えてでも、自分の未来を守るために今すぐ外の世界へ一歩を踏み出すべきだと言えます。
今は動かない方がいい人の特徴
以下のような状態で転職活動をすると、ミスマッチや後悔を生む可能性が高くなります。
- 「今日上司に怒られたから辞める」など、衝動的な感情で動こうとしている場合
- 「環境が悪い」「会社が評価してくれない」とすべての原因を周囲に求め、改善のためのアクションを何も起こしていない場合
- 自身のスキル不足やコミュニケーション不足など課題から目を背けている場合
不満の根底にある原因が整理できていない状態で焦って動くと、次の職場でも同じ失敗を繰り返してしまいがち。他責思考のままでは「ここも理想と違った」とミスマッチを繰り返しやすくなります。
今の環境で自分が変えられることは本当になかったのか、自分の課題から逃げているだけではないかを一度振り返ることが先決です。これらをクリアにしない限り、転職しても根本的な解決にはなりません。
転職が怖くて動けない時の対策
不安を解消するために最も効果的なのは、不安に感じていることを書き出し、リスクを最低限まで下げるアクションをとることです。
ここでは転職が怖くて動けない時に打つべき対策を3つ紹介します。
在職中に転職活動をスタートさせる
仕事を辞めてから転職活動を始めると、無収入の期間が発生するため焦って決めてしまいがちです。そんな状態では、現職より条件の悪い企業を妥協して選ぶなど、失敗を自ら引き寄せてしまいます。
そのため、転職活動は在職中に始めるのが鉄則です。
在籍中であれば、万が一内定が出なくても「今の会社に留まればいい」という強力なセーフティネットになります。
スキルアップや資格取得で「自分の市場価値」を担保する
もし「どこからも内定が得られないのでは」と不安に感じるなら、自分のスキルを客観的に「見える化」することが一番の近道です。
ただし、ここでいうスキルアップとは、「何ヶ月も猛勉強して難関資格を取る」という意味ではありません。「自分は今、未来のために一歩進んでいる」という実感を持ち、自信を取り戻すことが大切です。
たとえば以下のようなアクションが有効でしょう。
①「強みの棚卸し」
特別な資格がなくても、「現職でトラブルをどう解決したか」「どんな工夫で業務を効率化させたか」を職務経歴書に書き出すだけで、他社でも使える自分の強みが見えてきます。
②資格取得や専門性の獲得に向けて勉強する
面接では、すでに資格を持っていることだけでなく、「現在、次のステップに向けて〇〇の勉強をしています」という意欲やプロセスそのものが、企業から高く評価されるケースが多々あります。
「自分にはこれができる」「今、成長している」という具体的な事実が一つでもあると、「転職先が見つからないかもしれない」という不安は、自然と小さくなっていくでしょう。
③年収査定診断で市場価値を可視化する
「今のスキルでどの程度の年収が狙えるのか」を客観的に知ることは、企業選びの重要な「物差し」になります。
特に新卒の場合、自分では実績がないと思っていても、市場からは「ポテンシャル」として意外な高評価を受けるケースも少なくありません。
たった3分で、過去の膨大な転職実績データ xAl予測」により、あなたの適正年収を客観的にチェックまずはデータに基づいた年収査定を行い、納得感のあるキャリア選択の準備を整えましょう。
信頼できる転職経験者や専門家に相談する
1人で悩んでいると視野が狭くなり、ネガティブなシミュレーションばかりを繰り返してしまいます。
実際に転職を成功させた知人にリアルな体験談を聞く、あるいは転職エージェントなどの専門家に自身の市場価値を診断してもらうことで、客観的に自分を見ることができます。
よくある質問(FAQ)
Q.転職初日の出勤が怖くてたまらない時は?
明日、新しい職場への初出勤を控えています。
今更ですが本当に転職して良かったのか、うまくやれるのか心配でたまりません。
見知らぬ環境へ飛び込む初日に緊張するのは、ごく自然なことです。
対策として、初日は「成果を出そう」「気に入られよう」と考えすぎないことです。
「初日は遅刻せずに会社に行って、席に座り、挨拶をするだけで100点満点」と割り切り、ハードルを極限まで下げて臨みましょう。
周囲も初日から完璧なパフォーマンスなど期待していません。
Q.初めての転職で、何から始めたらいいか分からない時は?
転職を考えているのですが、何から始めればいいかわかりません。転職サイトに登録すればいいのでしょうか?
何から始めていいかわからない場合は、まず転職サイトに登録したり、求人を検索してみたりするのがおすすめです。選考に応募しない限り、現職に影響が出ることは一切ありません。
情報を収集し、マーケットの求人を眺めるだけでも「今の会社以外にも選択肢があるんだ」という心の余裕が生まれ、キャリアを考える上での視野が広がります。
Q.転職エージェントは強引で怖い?実態はどうなの?
転職エージェントに興味がありますが、無理やり転職させられそうで怖いです。実際はどのような感じなのでしょうか?
ネット上の口コミでは「大量の電話がくる」「応募を急かされる」といったネガティブな情報が目につくため、利用を躊躇する方も少なくありません。
実際のところ、転職エージェントもビジネスであるため一定の営業活動はありますが、優良なエージェントであれば「今のタイミングなら無理に転職せず、現職で実績を積むべき」と客観的なアドバイスをくれます。
大切なのは、彼らの意見を鵜呑みにせず「キャリアの相談相手」として主体的に活用する姿勢です。
もし「初めてで強引にされるのが不安」というのであれば、大手転職サービスのdoda(デューダ)がおすすめです。
dodaはこれまでに多くのはたらく人をサポートしてきた実績があり、丁寧で求職者に寄り添ったカウンセリングに定評があります。
まずは「転職すべきか迷っている」という相談レベルからでもOKです。
「見えない不安」を明らかにしよう
転職活動において、恐怖や不安を感じるのはあなたが弱いからではありません。
Job総研『2025年 退職に関する意識調査』にもある通り、ビジネスパーソンの半数以上が「辞めたくても辞められない」経験を持っています。
転職が怖い最大の理由は「先が見えないこと(不確実性)」です。
だからこそ、仕事を辞めずに活動を始める、信頼できる専門家に相談する、といった対策を打ち、不確実性を減らしていくことが大切です。
失敗を恐れて立ち止まり、数年後に「あのとき動いておけばよかった」と後悔するリスクと、今一歩を踏み出すリスク、どちらがご自身の将来にとって大きいでしょうか。
情報収集にリスクはありません。今後のキャリアにどのような選択肢があるのか、まずは調べることから始めてみましょう。










