2026.06.18

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30歳の貯金額はいくらが正解?平均・中央値と1,000万円貯める人の資産形成術

30歳という年齢は、結婚や出産、マイホーム購入といった「ライフイベントとキャリアの節目」でもあります。友人や同僚と話していても、なかなか聞きづらいのが「貯金」のこと。「今の自分の貯金額で、将来大丈夫なのだろうか……」と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

Job総研が実施した最新の調査データから、2026年現在の30代を取り巻く貯蓄のリアルと、今取るべき具体的なアクションを紐解いていきましょう。

30代の貯金格差が浮き彫りに。平均値では見えない「二極化」の現実

Job総研のお悩み相談室による調査結果によると、30代全体の貯金額で最も多いのが「1000万以上」「300万円未満」(同率32.4%)であることが分かりました。30代は「貯められる人」と「貯められない人」の二極化が顕著に進む時期であり、年収や貯金額の格差が示唆されます。

30代男女の貯金額平均は1006.7万円

Job総研の「2022年 貯金実態調査」によると、30代の平均貯金額は1006.7万円となっています。

とはいえ、30代は年齢を重ねるほど役職がつくなどキャリアアップをすることが多い年代です。30歳と39歳の平均値では大きく差が開くため、人によっては20代の貯金額(272.9万円)を参考にする方が現実に近い可能性もあります。

また同調査によると、30代の毎月の平均貯金額は9.8万円であることがわかっています。年代全体では8.2万円が貯金額の平均値です。毎月の貯金額は20代がもっとも低く30代が最も高い結果になりました。

一方で、貯金をしていない層が全体の10.7%存在することも注目です。30代はキャリアの格差があり、年収にも大きな差があることがうかがえる結果です。

「貯金が増えない…」とお悩みなら。まずは自分の「適正年収」をチェック

30代で「貯金がなかなか増えない」という悩みの場合、原因は日々の節約不足ではなく、「そもそも現在の年収が、あなたの持つスキルや市場価値に対して低すぎる」という可能性が非常に高いです。

30代はキャリアの差がつき、同じ年齢でも年収や貯蓄スピードの「二極化」が急激に進む時期。無理な節約で我慢を重ねるよりも、自身の市場価値を正しく把握し、本業の収入そのものを引き上げる方が、資産形成のスピードは格段に上がります

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【調査データ】30代は何のために貯金する?物価高による意識の変化

2026年現在、30代の貯金目的は長期的な資産形成へと変わりつつあります。

備えの理由は「老後」が最多。30代から始まる資産形成の必要性

同調査では、貯蓄をする理由の第1位に「老後の生活資金(61.0%)」が挙げられています。

かつては結婚や出産などのライフイベントが主な目的でしたが、現在は不透明な将来への「防衛」としての貯蓄が主流です。

30代のうちから「将来への危機感」を持ち、具体的なアクションを起こせているかどうかが、10年後の資産額を決定づける大きな分岐点となっています。

2026年のトレンド:30代が最も不安視する「止まらない景気の悪さ・物価高」

Job総研の「2024年 日本経済の意識調査(賃金・物価編)」では、全体の9割以上が「物価高騰による資産の目減り」に危機感を感じています。

見通しの立たない情勢や景気に対する備えとして、「今の預金金利ではインフレに追いつけない」という危機感が読み解けます。見えない将来に備えて、貯金をしたいと焦る人が増えている現実が示唆されます。

【JobQ回答】30代のリアルなお金のお悩み

JobQ Townには、以下のような切実な声が寄せられています。

Q.

Q.皆様は年収のどの程度を貯金にあてていますか?

メーカー勤務、関西住みの30代後半です。月給は額面22万円程度、住宅手当無しなので贅沢はあまりできませんが普通に生活はしていけてます。しかし貯金がほぼできていません。賞与は1年で1ヶ月分もらえるのでその分を貯金にあてて、毎月の収入は生活費などによって数千円しか残りません…。 皆様は年収のどの程度を貯金にあてていますか?

▶︎JobQ Townの他の回答はこちらをチェック

貯金1,000万円超えの30代が実践する「資産形成」の3原則

若くして大台の貯蓄を達成した層には、共通する行動パターンがあります。

【原則1】固定費の徹底削減。スマホ代・保険料の「見直し」は基本

1,000万円貯める人は「ラテマネー(日々の細かい浪費)」を気にする前に、大きな固定費を削っています。格安SIMへの切り替えや、不要な民間保険の解約により、月数万円の「浮いたお金」を自動的に生み出しています。

【原則2】「新NISA」を活用した積立投資を早く始める

彼らは「貯金=銀行に預ける」だけではないことを知っています。税制優遇のある新NISAを活用し、毎月一定額をインデックスファンド等に積み立てることで、複利の力で資産を増やしているのです。

【原則3】収支を「自動化・可視化」し、家計管理を仕組み化する

家計簿アプリなどを活用し、月々の収支を「見える化」しているのも特徴です。「余ったら貯金」ではなく「給与天引きで貯める」仕組みを構築しています。

30歳から「貯金体質」へ変わる。今日から始める具体的アクション

今日から始められる、貯金に対するアクションをご紹介します。

行動1:現状の収支を把握し「先取り貯蓄」の金額を算出する

まずは、現在の正確な資産額と、月々の最低限の生活費を把握しましょう。その上で、給与日に一定額を別口座に移す「先取り貯蓄」を徹底します。

行動2:資産運用は「守りの新NISA」と「攻めの特定口座」を使い分ける

資産をインフレから守るための積立に加え、30代なら少しリスクを取った成長投資も選択肢に入ります。ただし、まずは「守り」の土台を作ることが優先です。

行動3:スキルアップを収益化。30代から始める「稼ぐ副業」の選び方

Job総研の「2025年 副業・兼業の実態調査」によれば、30代の副業実施率は40代に続いて40%を超えています。本業のスキルを活かしたクラウドソーシングや、専門性を高める自己研鑽が、数年後の大きな増収に繋がります。

自分の可能性を再発見する「転職タイプ診断」

「自分にはアピールできる実績がない」と立ち止まってしまう前に、まずは客観的な視点で「自分の持ち味」を再発見してみませんか?

新卒転職で重視されるのは現時点のスキルよりも、あなたの「思考の型」や「環境適応力」です。

dodaの「転職タイプ診断」なら、60問の質問に答えることで、職場環境、仕事内容、給与、労働条件の4つの視点から満足度をチャート化。今の仕事に対する満足度や、転職先に求める条件が明確に。

診断ツールを活用することで、自分では気づけなかった強みや、ストレスなく働ける環境のヒントが見つかります。



貯金ができない3大要因。収入が少ないなら「転職」も有力な選択肢

貯金が難しい場合、転職をして収入をアップさせることも選択肢の1つです。

コンビニ利用や衝動買い……「ラテマネー」が資産を削るリスク

日々の何気ないコンビニ利用は、年間に換算すると十数万円の差になります。貯蓄ができない人は、こうした「少額の支出」に対する意識が低い傾向にあります。

【調査データ】30代で年収アップ転職に成功した人の「貯蓄スピード」

もし、極限まで節約しても貯蓄が増えないのであれば、問題は「支出」ではなく「収入」にあるかもしれません。

Job総研の「2025年 転職と年収に関する実態調査」では、30代で年収アップ転職に成功した人の多くが、「可処分所得が増えたことで、貯蓄や投資に回せる額が倍増した」と回答しています。

会社員としての「市場価値」を高めることが、最大の貯蓄戦略になる

30代にとって、最も利回りの良い投資先は「自分自身」です。今の会社で給与が伸び悩むなら、市場価値を武器に好条件の環境へ移ることが、資産形成のショートカットになります。

損してない?あなたの「市場価値」と「今の年収」をズバリ診断

転職を検討する上で、「今のスキルでどの程度の年収が狙えるのか」を客観的に知ることは、企業選びの重要な「物差し」になります。

特に新卒の場合、自分では実績がないと思っていても、市場からは「ポテンシャル」として意外な高評価を受けるケースも少なくありません。

dodaの年収査定診断では、あなたのこれまでの経験に基づき、以下の情報を手軽に知ることができます。

  1. あなたの適正年収
  2. 今後30年間の年収推移(グラフ付き)
  3. 年収アップを叶えた方の転職事例
  4. 適正年収から探せる、今の自分に合った求人情報

たった3分で、過去の膨大な転職実績データ xAl予測」により、あなたの適正年収を客観的にチェックまずはデータに基づいた年収査定を行い、納得感のあるキャリア選択の準備を整えましょう。

まとめ:30歳は「貯める」から「増やす」への転換点

今の貯金額が中央値を下回っていても、絶望する必要はありません。大切なのは、30歳という「これから」があるタイミングで、お金との向き合い方を変えることです。

今の貯金額に一喜一憂せず、まずは10年後の「資産総額」をどう最大化するかを設計しましょう。節約で支出を絞り、転職や副業で収入を上げ、投資で資産を育てる。この「3本柱」を意識するだけで、数年後の貯金額が変わってくるはずです。

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