2026.05.12
NEW
面接の「私服でお越しください」の正解は?女性の身だしなみマナーを徹底解説
転職の選考で「面接には私服でお越しください」企業からそう案内され、不安になった経験はありませんか?「本当に私服でいいの?」「スーツの方が無難?」と悩む人は少なくありません。
結論から言えば、面接における私服指定の正解は「オフィスカジュアル」。本記事では、Job総研の調査やJobQに寄せられたリアルな悩みをもとに、失敗しない女性の私服面接マナーを解説します。
なぜ企業は面接で私服を指定するのか?
企業が面接の服装を「私服」に指定するのには理由があります。単に「楽な格好で来てほしい」という意味だけではないことを知り、適切な服装を選べるようにしましょう。
TPOをわきまえているか見るため
仕事をしていると取引先への訪問や社内会議など、場面に応じた服装選びが求められます。面接の場において、私服を指定するのは、TPO(時・場所・場面)に合わせてその場に相応しい服装を選べるか見ているためです。
相応しい服装は面接を受ける企業によっても異なります。
カジュアルなファッションアイテムを展開するアパレル企業であれば、ブランドに合う人材かを判断してもらうための私服を選ぶ必要があります。そうでない場合には、私服といっても日頃着ている普段着ではなく、オフィスカジュアルを選ぶのが基本です。
リラックスして話してもらうため
応募者がリラックスして話しやすいよう、私服を指定する企業もあります。スーツを着ている緊張感がない分表れやすい、応募者の飾らない雰囲気や人柄を見るのが目的です。
特に、自由な発想を重視するクリエイティブ職やIT企業では、面接の服装を私服に指定するケースが多い傾向があります。
【最新トレンド】対面コミュニケーションを重視するため
Job総研の「2025年 出社に関する実態調査」によると、全体の51.9%が職場での出社回帰を実感しています。

コロナ禍をきっかけに広まったリモートワークですが、質問や意見交換をしにくいことや、深い意思疎通が難しいことなどから、対面でのコミュニケーションを重視する企業が増加中です。
その結果、2025年以降は、面接でもここ数年より直接顔を合わせる機会が増えると考えられます。対面コミュニケーションでは、画面越しでは伝わりきらなかった清潔感や身だしなみへの配慮などが伝わりやすくなるため、服装の重要度がこれまでより高まりやすいといえるでしょう。
これを選べば間違いなし!女性のオフィスカジュアル基本セット
オフィスカジュアルに厳密な定義はありませんが、「ビジネスの場にふさわしい、清潔感のある服装」が基本です。面接では、以下のセットを揃えておくとよいでしょう。
| アイテム | 具体例 | 特徴 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| トップス | ブラウス、シャツ | 襟付きのシャツや、とろみ素材のブラウスなど。 色は白、淡いブルー、ベージュなど清潔感あるもの | 胸元が開きすぎているもの、透け感の強い素材、派手な柄物はNG |
| ボトムス | 膝丈スカート、テーパードパンツ | スカートなら膝が隠れる丈のタイトやセミフレア パンツならセンタープレスの入ったテーパードパンツ | デニム、短すぎるミニスカート、ダメージ加工のあるものはNG |
| ジャケット | テーラードジャケット、ノーカラージャケット、セットアップ | 黒、グレー、ベージュなどのベーシックカラーを選ぶ。 夏場も着用できるよう用意しておくと無難 | オーバーサイズや小さめサイズはNG |
| 靴 | パンプス | 3〜5cm程度のヒールがあるもの | スニーカーはカジュアルアイテムのためNG |
JobQ Townに寄せられた質問「面接で「服装自由」と言われた場合、悩みます。私服?やっぱりスーツ?」には、以下の回答が寄せられていました。
面接で服装自由と言われたら、いわゆるリクルートスーツでなくてもいいですよ、ただし完全カジュアル(パーカーやスウェットなど)はやめてくださいというのを暗に示唆しています。ジャケット必須のドレスコードがあるご飯屋さんに入れる程度の恰好と思っておけば大きな間違いはないです。
私服でOKとはいえ、普段着ではなくビジネスシーンを意識した服装が求められることがわかります。
アイテム別!就活生が迷う「これってOK?」
就活生が迷いがちな、面接での私服に関する疑問に答えます。
Q:ユニクロやGUの服でも大丈夫?
全く問題なし。
重要なのはブランド名ではなく「サイズ感」と「手入れ」です。シワがないか、毛玉がついていないかを事前にチェックしましょう。
JobQ Townに寄せられた質問「面接は私服でお越しくださいと言われたら何を着ていくべき?」には、以下の回答が寄せられていました。
質問者さんのようなケースでは、ビジネスカジュアルが良いと思います。綺麗めのニット(柄や色が派手すぎるもの、モコモコのセーターなどは避けましょう)でOKです。無地でも、シンプルな柄が入っていてもいいです。どうしてもカジュアルすぎると思ってしまう場合は軽くジャケットを羽織っても問題ないです。スウェットは、実際の職場ではOKの可能性もあるかもですが面接では避けた方がベターです。下はおっしゃる通りジーパンは避け、スラックスやチノパンなどダボダボしていないもの、だらしなく見えないものなら大丈夫でしょう。いずれもユニクロで一式揃います。
Q:スニーカーやサンダルはOK?
基本的にはNG。
アパレル業界や一部のベンチャー企業を除き、スニーカーはカジュアルすぎると判断されます。サンダルやミュールも露出が多く、ビジネスの場には不向きです。
Q:冬の防寒対策はどうすればいい?
コート選びと脱ぐタイミングに注意しましょう。
コートはトレンチやチェスターなどシンプルなものが正解です。建物に入る前に脱ぎ、腕にかけて持ち運びます。
業界・状況別!面接の私服ガイド
面接の服装に私服を指定された場合、志望する業界の雰囲気に合わせることも重要です。それぞれの業界の特徴をチェックしましょう。
一般企業の事務や営業
一般企業であれば「スーツに近い私服」を意識するとよいでしょう。ジャケット着用を基本とし、ネイビーやグレーなどの落ち着いたトーンでまとめます。セットアップを選ぶときちんと感を演出可能です。
アパレル・広告・クリエイティブ業界
アパレル・広告・クリエイティブ業界の企業の面接を受けるなら、清潔感は保ちつつ、自分らしさを表現するとよいでしょう。トレンドのカラーを取り入れたり、アクセサリーで少し華やかさを出したりしても、センスとして評価される場合があります。
Web面接の場合
Web面接では上半身の印象を意識しましょう。背景と同化しない色を選びます。顔周りが明るく見えるように工夫することも重要です。立ち上がった際に映る可能性があるため、ボトムスも合わせておくと安心です。
あなたが「自然体」で働ける場所はどこ?
服装の正解が業界ごとに違うように、人にはそれぞれ「自分らしく輝ける環境」があります。
「オフィスカジュアルが落ち着くタイプ」なのか「自由な私服で個性を出したいタイプ」なのか……。『転職タイプ診断』では、あなたの性格や価値観から、最も相性の良い職場環境を導き出します。
面接の私服で失敗しないための最終チェックリスト
面接で私服を着用する時には、出発前に鏡の前で以下の項目を確認しましょう。
- シワ・汚れ・毛玉:清潔感につながるポイントのため落としておく
- 露出の度合い:肩、胸元、太ももが過度に出ている服装はNG
- 下着の透け:白いブラウスのときにはベージュの下着を選ぶなど配慮をする
- 音への配慮:歩くたびにカツカツと大きな音が鳴るようなパンプスは避ける
Job総研の「2025年 出社に関する実態調査」では、出社に後ろ向きな理由として「身だしなみの準備負担」を挙げる人が36.8%にのぼりました。

気遣いが必要な分、面倒に感じる部分もあるかもしれませんが、自分をアピールする要素のひとつとして整えるとプラスの印象につながるでしょう。
自信を持って面接に臨むために
面接の服装に私服を指定するのは、あなたがどのような人であるかを知るためです。
私服選びに迷ったときは、フォーマル寄りを意識するのがおすすめです。セットアップやジャケットで、きっちりした印象に仕上げましょう。カジュアルすぎて浮いてしまうよりも、ポジティブな評価につながります。
面接に向けて服装を準備しておくことは、あなたの自信にもなります。とっておきのアイテムを身につけて、自分らしく面接に臨見ましょう。









