2026.04.20
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転職回数が多いのは何回から?回数が多くても転職を成功させるコツ
転職回数が多いと何回から不利になるのか気になる方に対して、本記事では企業が転職回数を気にする理由や、不利にならないケースを解説します。また、履歴書・面接での伝え方、転職を成功させるコツも紹介しているので参考にしてください。
転職回数は何回だと多いと思われる?
総務省統計局の「雇用の構造に関する実態調査」によると、転職経験者の転職回数の割合は以下のとおりです。
| 転職回数 | 割合 |
| 1回 | 27.7% |
| 2回 | 18.9% |
| 3回 | 19.5% |
| 4回 | 13.1% |
| 5回 | 7.1% |
| 6回以上 | 13.4% |
4回以上になると全体の3割ほどと少数派になるため、企業としても多いと感じる可能性があるでしょう。
Job総研の「2022年 転職の実態調査」によると、転職回数ありと回答した人のうち「転職経験3回以内」が75.4%で、平均転職回数は2.75回でした。

こうしたデータを見ると、3〜4回以上の転職経験がある場合は、企業によっては「やや多い」と受け取られるかもしれません。
また、JobQ Townに寄せられた転職回数に関する悩みも参考にしてください。
転職回数ってどれほど転職活動に影響を与えるんですか?
転職経験豊富な人材です。
28歳ですが、転職経験が二度あります。が、既に三度目の転職活動をはじめています。
そこで、面接時に話をしていると、やはり転職経験の多さを突っ込まれます。
二度目の転職は会社が潰れてしまったので、やむを得ない事情で転職をすることになったのですが、それでも納得していただけません。
やはり、転職経験が多いと転職活動時は不利になってしまうのでしょうか?
なんて説明するべきなのでしょうか?
A.私は24歳までに3回転職しましたが、特に不利になった記憶はないので、会社もしくは職種によるのかも知れません。 過去は変えようがないので…続きを見る
3度目ということは、今回が4社目ですね。 日本企業は、転職回数をやたら気にします。一般にメーカー系は2回までと言われています。…続きを見る
転職回数が多いと採用で不利になる3つの理由
転職回数が多いと採用で不利になる可能性もあります。
すぐに辞めてしまうのではないかと思われるため
転職回数が多いと、企業は「また早期退職するのではないか」というリスクを警戒します。
採用や教育には時間とコストがかかり、短期間での転職経験があると、企業も採用に対して慎重になるからです。とくに、1年未満の退職が複数回ある場合は、早期退職を懸念されます。
企業の不安を払拭するためにも、ここで長くはたらきたい意思を具体的に伝えることで、安心感を与えられるでしょう。
スキルや経験が積み上がっていないと判断されるため
とくに短期間で転職している場合、1つの業務に関わる機会が少なく、スキルや知識が積み上がっていないと見られやすいためです。
とはいえ、転職回数が多いからといって、スキルや経験が乏しいとは限りません。複数回転職していても、同じ業界であればスキルや経験を積み上げてきた証明になります、同業界や同職種の場合は転職経験を強みに変えられるでしょう。
これまでの経験で得たスキルを言語化し、企業に自分の強みをアピールしましょう。
回数に見合うスキルはある?現在の「市場価値」を年収査定でズバリ診断!
転職回数が多いと、企業から「一貫したスキルが身についているか」を厳しくチェックされるのが現実です。しかし、複数の職場を経験したからこそ得られた多角的な視点や適応力は、市場で高く評価される武器にもなり得ます。
まずはJob総研の「年収査定」ツールで、あなたの現在のスキルが市場でいくらと評価されるのかを算出してみましょう。
- あなたの適正年収
- 今後30年間の年収推移(グラフ付き)
- 年収アップを叶えた方の転職事例
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たった3分で、過去の膨大な転職実績データ xAl予測」により、あなたの適正年収を客観的にチェック。これまでの転職経験が「スキルの積み上げ」になっていることを再確認し、自信を持って選考に臨むための強力な裏付けになるはずです。
職場への適応力や協調性を不安視されるため
企業は基本的にチームではたらくため、協調性や適応力を重視します。転職回数が多いと、人間関係で問題があったのではと疑われるかもしれません。
ただし、さまざまな環境を経験したことは強みにもなります。面接では、新しい職場でどのように信頼関係を築いてきたか、具体的な行動を交えて伝えることで、柔軟性や適応力をアピールできます。
転職回数が多くても採用で不利にならないケース
転職回数が多くても、以下のような不利にならないケースもあります。
ポジティブな理由が目的の転職
転職の目的が「新しい技術を学びたい」「より専門性の高い環境ではたらきたい」といったポジティブな理由であれば、向上心のある人材と判断されやすくなります。
Job総研の「2022年 転職の実態調査」によると、20〜30%の人が「新しいことに挑戦したい」「スキルアップ・キャリアアップしたい」などのポジティブな理由を回答しています。

ただし、理由に一貫性がないと逆効果です。これまでの転職がひとつのキャリアにつながっていることを、ストーリーとして伝えることが重要です。
結婚・出産・転居などライフイベントによる転職
結婚・出産・転居などのやむを得ない事情による転職は、マイナス評価になりにくい傾向があります。
たとえば「配偶者の転勤で退職したが、現在は落ち着いてはたらける環境にある」と伝えれば、企業も定着への不安を軽減し採用を判断できるでしょう。転職の理由を具体的に伝え、長くはたらく意思があることを明確に伝えることが大切です。
結婚や出産などによる転職のタイミングや成功のコツなどは、それぞれ以下の記事にまとめているので参考にしてください。
一貫したキャリアや専門性がある場合
転職回数が多くても、キャリアに一貫性があれば強みとして評価されます。
とくに同じ業界や職種で経験を積んでいる場合は、専門性の高さや適応力が評価され、転職経験が強みになります。短期間の在籍であっても「売上〇%向上」「業務効率化を実現」など具体的な成果を示せれば、即戦力として採用されやすいでしょう。
Job総研の「2022年 転職の実態調査」によると、課長や部長レベルでも転職回数が平均3回を超えていることがわかります。このことから、役職がある人でも転職を成功させていることが伺え、一貫したキャリアは武器になります。

転職回数が多い人が履歴書・職務経歴書を書く際のポイント
転職回数が多い人は、履歴書・職務経歴書を書く際に、以下のポイントを意識しましょう。
転職回数や職歴は省略せず正直に書く
転職回数や職歴は省略せず、正直に書くことが大切です。短期間の在籍歴を隠すと、入社後に経歴詐称と見なされるおそれがあります。
すべての職歴を正確に記載したうえで、それぞれの職場で得た学びや経験を説明できれば、誠実な印象を与えられます。転職回数が多くても、正直に伝える姿勢が信頼につながるでしょう。
JobQ Townでも、転職回数を職務経歴書に書くかどうかについて、以下の悩みが寄せられているので参考にしてください。
Q.転職回数が多いが、職歴はまともに書くか調整して書くかどちらがいい?
【現状】社会人32歳 転職活動始めたばかり
【聞きたいこと】転職回数が7回、高卒求人が2ヶ月、他は1〜2.5年で今の会社は4年〜なんですが、転職活動にあたり職歴をまともに書くか今までのように調整して書くか頭を痛めてます、回数や期間とか見られて不採用が続くと不安です。
ご質問の「まともに書く、調整して書くか」が良くわからなくて 違っていたら恐縮ですが。採用をやっていた者からするとどうしても転職回数が多いと…続きを見る
調整して書くかの意味が分からないのですが、転職回数7回を4回にしたり、とある会社の勤務年数を長く書いたりするのは経歴詐称ですので…続きを見る
転職理由をポジティブに伝える
転職した理由は、不満ではなく前向きな目的として伝えましょう。たとえば「人間関係が悪かった」場合でも「より協力体制のある環境で力を発揮したい」と言い換えることで、好印象を与えやすくなります。
また、不満に感じていた課題を改善した経験があれば、その過程もあわせて伝えることで、向上心をアピールできます。
前の職場に不満があったとしても、具体的に伝える必要はありません。今後どうはたらきたいかに焦点を当てることで、ポジティブな印象を与えられるでしょう。
職歴を時系列でわかりやすくまとめる
職歴は、会社名や在籍期間を並べるだけでなく、担当業務や役割、成果がひと目で伝わる形に整えましょう。冒頭に職務要約を入れると、採用担当者が全体像をつかみやすくなり、企業もこれまでの転職経験を評価しやすくなります。
転職回数が多い場合は、情報を整理することで、キャリアの一貫性や強みが伝わりやすくなることを覚えておきましょう。
スキルや実績を具体的な成果で示す
転職回数が多い人ほど、スキルや実績を具体的な成果で示すことが重要です。
たとえば、「営業を担当した」だけではなく、「新規契約数を前年比120%に伸ばした」のように、数字を交えて書くと説得力が高まります。
数字で表しにくい仕事でも、業務改善や対応件数などを使って、具体的な行動を示すことは可能です。採用後の活躍をイメージしてもらうためにも、経験や実績は具体的に伝えましょう。
転職回数が多い人が採用されるための面接時のポイント
転職回数が多い人が採用されるためには、以下のポイントを押さえて面接に臨みましょう。
転職理由を一貫したストーリーで説明する
転職回数が多い場合は、転職理由を一貫したストーリーで説明することが重要です。
たとえば、「法人営業として提案力を高めたい」という軸で転職してきた場合は、次のように説明できます。
- 1回目の転職:新規営業で顧客開拓を経験しました
- 2回目の転職:既存営業で課題提案の精度を向上できました
- 3回目の転職:より単価の高い商材を扱う環境に挑戦しました
さらに「新規契約数を前年比120%達成」のような具体的な成果を添えることで、一貫したストーリーのなかで実現した成果に注目してもらえるでしょう。
短期離職の理由を正直かつ前向きに伝える
数ヶ月のような短期離職の経験がある場合は、正直かつ前向きに伝えましょう。
たとえば、長時間労働が転職理由の場合、「業務改善に取り組んだが限界があった」と伝えることで、主体的な姿勢を示せます。
企業が知りたいのは、辞めた理由よりも自社で長く活躍してくれるかという点です。採用後、どのように貢献できるかをアピールし、企業の信頼を勝ち取りましょう。
入社後に長くはたらく意思を具体的に示す
転職回数が多いというネガティブなイメージを払拭するためにも、入社後に長くはたらく意思を具体的に示すことが重要です。
たとえば「1ヶ月以内にOJTを完了し、半年以内に営業利益〇%を達成したい」といった具体的な行動や数字で示せると、企業の信頼につながるでしょう。
また、逆質問で早期活躍に必要なことを確認するのも効果的です。面接で長くはたらく意欲が伝われば、企業も安心して採用できます。
転職回数が多い人に関するよくある質問
「転職回数が多いと書類選考で落とされる?」「転職回数が多いと年収が下がる?」など、転職回数が多い人に関するよくある質問を3つ紹介します。
転職回数が多い人の特徴は?
転職回数が多い人には、現状を改善しようという行動力がある一方で、入社前の情報収集不足による仕事内容や職場環境とのミスマッチにより、短期離職につながることもあります。
転職経験を通じて、自分に合うはたらき方や譲れない条件を明確にして、一貫したキャリア形成を実現できるケースもあります。
転職経験を弱みではなく強みに変え、新しい環境で活かしていく前向きな姿勢が重要です。
JobQ Townでも、転職回数が多い人の特徴に関する質問が寄せられているので、ぜひ回答を参考にしてください。
転職回数が多い人に特徴はありますか?
来年新卒のものなのですが、転職をいっぱいする人に特徴はあるのでしょうか?
転職回数が多いと転職活動が不利になったりと聞くので、とても気になっています。
「飽き性」など、性格的なものと、企業とマッチしなかった、などいろいろ理由はあると思うのですが、特徴はあったりしますか?
今のうちになおせるところは直していきたいと思っています。
ご回答よろしくお願い致します。
転職4回しています。まず初めにお伝えしたいことは、転職は悪ではないということです。転職しないために何かを直す、というのは、転職することが悪いこと、という前提なので、まずは転職に対するイメージを変えた方が良いでしょう。
参考程度に、自分の体験をお話すると、
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会社に転職回数の多い社員がいました。もう辞めてしまいましたが。職歴をみると2〜3年以内で会社を辞めることを繰り返していました。
案の定ですが、
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転職回数によっては書類選考で落ちる場合もある?
転職回数が多いと、企業によっては書類選考で落ちる場合もあるでしょう。
とくに大企業になると応募者数も多いため、書類選考の段階で転職回数を判断基準のひとつにしている可能性はあります。
ただし、転職回数が多いからといって、書類選考を通過できないわけではありません。履歴書や職務経歴書で、キャリアの一貫性・実績をアピールできれば、プラスの評価につながるでしょう。
また、JobQ Townに寄せられた、転職回数による書類選考への影響に関する悩みも参考にしてください。
トヨタやデンソー、アイシン、三菱や日立では転職回数によって書類選考で落ちる?
企業による転職回数の制限ってありますか?例えば豊田自動織機のひとがいうには、うちは2回転職までで3回目以降は書類で落ちるといっていました。トヨタ系はみんなそうなんですかね?デンソーとかアイシンとか?
電機メーカーなどでもあるとはきいたことあるのですが、三菱とか日立とかご存知のところとかありますか?
私もそこの会社の一つですが回数は関係無いと思います。身近に6回転職されている方がいました。
案の定ですが、
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そのうちの一社に転職しました。3回目の転職でしたが、採用されました。職種にもよるかもしれません。 …続きを見る
転職回数が多いと年収は下がりやすい?
転職回数が多いからといって、年収が下がるとは限りません。
Job総研の「2022年 転職の実態調査」によると、転職経験者のうち62.2%が「年収が上がった」と回答しています。

ただし、実績やスキルを具体的に示せない場合や、完全未経験の業界に転職する場合などは、年収が下がる可能性もあります。
これまでの成果を数字で伝えたり、強みを活かせる業界に転職することが、年収アップのポイントです。転職による年収の変化については、以下の記事でも解説しているので、あわせてご覧ください。
転職経験を強みに変えて採用につなげよう
転職回数が多いと、企業から「すぐ辞めるのでは」「経験が浅いのでは」と懸念されることがあります。ただし、転職理由に一貫性があり、身につけたスキルや実績を具体的に示せれば、不利にならないケースもあります。
転職は回数だけでなく、これまでの経験を次の職場でどのように活かせるかを整理し、強みとして伝えることが大切です。履歴書や職務経歴書、面接で一貫したストーリーを示し、転職経験を強みに変えましょう。
参照:Job総研「2022年 転職の実態調査」








